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- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062620451
作品紹介・あらすじ
淀君こそ史上最高の美女。雑誌編集者の誠之助が大坂城趾で艶麗な姿態を夢想したとたん、石垣は崩れ、彼は慶長十九年の城内にタイムスリップした。洋服姿から切支丹と疑われるが、歴史知識を活用、神の予言者として信頼と人気を集める。そして、ついに憧れの淀君の寝所へ招かれた。だが、彼も歴史を変えることはできなかった…。SF的発想と確かな史眼で、落城の悲劇を軽妙に描く異色の快作。
感想・レビュー・書評
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分類に迷うけれども
タイムスリップが介在するためSFで。
イメージにものすごく残るのは
誠之助が実に「性豪」であること。
若いと言うのもあるけれども
とにかくテクニシャン(笑)
なので人気者なのです。
だけれどもいい意味でも悪い意味でも
読者を裏切ってくれています。
タイムスリップと言うと優位に立てそうな
イメージにはあるものの…なのです。
…が何を意味するかはご想像あれ!
結構現実的なラストです。 -
<07/9/8〜19>
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