ハイカラ右京探偵全集 (文庫コレクション大衆文学館 ひ 2-1)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062620635

感想・レビュー・書評

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  • 古き時代のミステリーです。
    著者の作品の特徴といったら
    まさに右京は「ひねくれもの」と言う言葉が
    よく似合うということ。
    しかもそれの犠牲者が約1名。
    かわいそうなものです。

    事件は基本的に時代背景のせいなのか
    エロ・グロものが多いですが
    物語中にはあるとんでもない男が関わってきます。
    まさに「黒」と言う言葉が似合う男。
    間違いなくそいつを見たら
    はっ倒してやろうと思いますよ。

    そこそこ面白いのではありますが
    勧善懲悪ではないものが多いのが
    マイナスですね。

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著者プロフィール

日影 丈吉(ひかげ・じょうきち):1908年、東京都生まれ。小説家、翻訳家、料理研究家。アテネ・フランセ卒業。フランス語教師および料理研究・指導者等を経験したのち、49年『かむなぎうた』で作家デビュー。56年『狐の鶏』で日本探偵作家クラブ賞、90年『泥汽車』で泉鏡花文学賞を受賞。91年没。

「2024年 『ミステリー食事学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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