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- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062620673
感想・レビュー・書評
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読んでいるとまるで演劇を見ているかのような気分になりました。音読しても楽しいかもしれない一冊です。下巻と合わせて読みましたがたくさんの人々が出てきて一つの大河ドラマのようです。五右衛門や木曽義明など歴史に出てくるような人々の名前や、陰陽道などの話も出てくるので楽しく読めました。
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ぐ、下巻が出てこない・・・ので、コメント欄に感想メモを。
2012.7.25読了
最後はやや失速か。双玉の原のあたりから「残りページ数足りな...ぐ、下巻が出てこない・・・ので、コメント欄に感想メモを。
2012.7.25読了
最後はやや失速か。双玉の原のあたりから「残りページ数足りなくない?」とか思ったら、やっぱりでしたね。あっけない幕切れ。まあ、こんだけのキャラクター出して、話があっちこっちに飛んで、それぞれにオチをつけるのはむずかしいですよね。まあでも、面白かった。次から次へとイベント発生。破天荒でしたねえ。
右衛門と島君,右京次郎と小枝,市ノ丞と芳江姫がめでたく結ばれたのは良かった。花村右門と山吹もね。木村常陸介と中御門山尾も、人丸左陣と傾城小銀、もうまくいったのかな。こうしてみると夫婦が多いな。オースチン僧が愛を語ることも多かったし。キリスト教の影響なのかな?
御岳冠者が主人公だったのか・・・それほど出番なかったけど。仇討もまさかの顛末。替え玉のお六が刺しちゃうし。
上巻ではなかったのに、時々ナレーターというか第三者の説明が入るのが意外というか、気になる文体だったな。
連載時は途中で筆をおいたのですね。二つのエンディング(と言っても1つは途中で筆をおいたバージョンですけど)載せられているのはなかなか粋な計らいと感じました。
解説が良く書かれているなーと感心。指摘事項は的確、至極ごもっともと思いました。
ところで、石川五右衛門はどうなった??結局そんなに悪い奴じゃなかったのかな?2012/07/28
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