海鰻荘奇談 (文庫コレクション大衆文学館 か 4-1)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062620833

感想・レビュー・書評

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  • 若干、くどさを感じたものの大変面白く読んだ。
    特に気に入ったのは「ソロモンの桃」。
    収録作品中、一番いただけなかったのは「金鶏」。
    一番、爆笑したのは「白蛾」。
    「白蛾」の中で、娘の父親に化けた男が父親ではないと気付いた根拠が、
    「あの人は韮臭い!」
    ってトコだな。
    しかし、白蛾が散々出て来たが、これは一体・・

    収録作品
     オラン・ペンデクの復讐
     海鰻荘奇談
     怪異馬屋敷
     白蛾
     ソロモンの桃
     蜥蜴の島
     エル・ドラドオ
     金鶏
     月ぞ悪魔

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著者プロフィール

1904-75年。東京生まれ。47年、「オラン・ペンデクの復讐」を「宝石」に発表し、デビュー。48年、「海鰻荘奇談」で第1回探偵作家クラブ新人賞を受賞。映画『ゴジラ』の原作者としても知られる。

「2017年 『海鰻荘奇談 香山滋傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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