終幕のない殺人 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062630047

感想・レビュー・書評

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  • 洋館で芸能人が殺されまくる話

  • 浅見光彦シリーズではめずらしいクローズドサークルもの。作品としてはおもしろかったけど、浅見シリーズとしてはイマイチ。
    1987年発行…携帯電話がない時代だからこその作品です。
    ラストがあっけなく、余韻なくプツッと終わる感じがしました。
    はっ…つまり終幕がないってこと!?

  • 別荘での連続殺人が大好きなのでこの本も当然好きになりました。自分が浅見光彦シリーズを読み始めるようになったきっかけの本がこれです。

  • 芸能界の大御所の別荘で繰り広げられる連続殺人事件。
    招待された顔ぶれは、俳優やお笑いタレントたち。
    ここがポイント。彼らの行動は果たして真実か演技か…?!

    2012.7.6

  • 芸能界の大御所・加堂孝次郎の箱根の別荘で14人の賓客を迎え、華麗な晩餐会が開かれようとしていた。その中に浅見光彦と幼なじみ野沢光子の当惑した顔があった。実は2年連続して不審な死亡事故が起きているのだ。果たして男優の永井智宏が何者かに毒殺された。いよいよ連続殺人劇の序曲(オーバチュア)が始まる!!

  • 作者もあとがきに書いていたけれども、この本は新本格派の流行に乗ってこんなのも書けるぞと示した作。いつもの旅はない。私がこんなのも書いてみても、トリックもあって面白いでしょ!?てな感じ。それはいい。光彦もちゃんと出ていて、そこらへんは面白い。しかしクローズドサークル、お館などを持ち出しただけのような感じがして、まるで何度も名探偵コナンで出てきたような内容に感じられた。無理して、ちょっと違うジャンル書いてみなくてもいいような気がした。

  • 芸能界の大御所が毎年箱根で華麗な晩餐会を開いていた。
    実はその会で、二年連続で不審な死亡事故が起こっていた。
    そんな中、浅見光彦に招待状が送られてくる。

    緻密に計算された殺人。
    誰が犯人なのか。

  • 内田康夫さんの作品はいつも同じカンジなんですが、とにかく浅見光彦は嫌いになれない。。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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