国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 9786
レビュー : 867
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062630863

感想・レビュー・書評

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  • 大学生の時に読んですごい大人の話というか、大人になればこういう恋愛が分かるようになるのかなぁと思った。
    10年弱ぶりに読み返したら、年齢の問題ではなく、私にはこういう恋愛観は理解出来ないわ、と納得した。
    こんな謎だらけの異性って確かに気にはなるだろうけど、これだけ本人から事情を話してもらえなかったら自分はこの人の中に入っていけないと思って諦めると思う。
    しかも自分に家族がいるなら尚更ね。

    何事にも満足感は持続しないって話なのかなぁと思った。

  • 村上春樹のラブストーリーで一番好きかもしれない。

    幸せの絶頂で急に怖くなったり、はたから見れば上手く行ってるように見えても、どこかで欠落感が拭えないところに共感。

    そして、一度深く愛した恋人の跡は一生消えないんだなと改めて思った。

  • 村上作品の中で、わたしにとっては比較的読みやすく感情移入しやすいものだったように思う。
    でもエンディングの迎え方はやはり村上イズム。難しいわ。

  • 私が春樹作品を初めて読んだのは大学生の時。
    文学部の友人はやったら本を読む人たちで、
    焦った私はやったらめったら本を読むようになりました。
    春樹作品を読みふけったのもこの時期です。
    よく分からんなりに一生懸命読んだものです。

    さて、そんなことを思い出しながら再読。
    最初から最後まで非常に現実的なので、
    なんとなく春樹作品の中では異色に感じます。
    読みやすいけれども、逆に違和感(笑)
    初恋のほろ苦さが満ちている1冊です。
    ラストは、私にとってベストな形です。
    主人公の奥さんが、とてもすてきな人だと思います。

  • どんな恋愛でも物語られると認めてあげたくなってしまうなぁ。と思った作品。ハジメが好きだ。

  • ”今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろう” 日常に潜む不安というものを捉えたこの作品は自分の心の中にも響いてくるものがある。平穏で恵まれた生活。でもそこには何か欠けたもののようなものを感じる時がある。それに手を出した時平穏な生活は全て音を立てて崩れるかもしれない。今回も村上氏らしい終わり方であった。それがなんとなくすがすがしい。

  • 前に読んだのは何年も前で、当時春樹作品の中でもかなり好きだったんだけどなんで好きだったのか思い出せない。笑
    バーを経営して成功したい。2人の娘を育ててみたい。

  • 久しぶりに村上春樹を読んだけど、やっぱり文章が上手い。大人になって再開した二人は、もう子供の恋愛ができない。
    肉体か精神か。

  • 人に勧められて、読んでみました。

  • 過去を引きずったある中年男性の恋愛物語。
    村上作品は作中では音楽が流れていていつも味わい深い。
    彼の表現は個人的にいつも心のヒダを抉られる。
    自分の中では彼の色彩はいつだってモノトーン調。
    最後までゆっくりと味わって読めた。

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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