取引 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (677ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062630986

作品紹介・あらすじ

公正取引委員会の審査官伊田は汚職の嫌疑をかけられた。何者かの策略に嵌(はま)り事件に巻き込まれたのだ。ある所からの誘いによって彼はフィリピンへ行くことになる……。ODA(政府開発援助)プロジェクトに関する談合事件をマニラで調査する伊田の身に危険が迫る!期待の乱歩賞作家が放つ長編推理サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 読了までにとても時間が掛かりました。
    分厚さのせいだけではなく、内容のまとまりのなさも原因?

    公取から内偵役としてフィリピンに派遣された主人公が政治家の誘拐に巻き込まれてゆく、、、という話。
    だと思っていたのにODAやら、癒着やら、談合やら。誘拐はおまけ程度で主軸が全然違っていた為、大変読みにくい。

    やっと慣れてきたころに急にまた政治家絡みに話が戻るのであれあれ、という印象でした。

  • 真保さんの作品としては並以下の出来かもしれない。まず、冗漫にすぎる。主人公の正義漢ぶりが少々鼻につきすぎるし、登場人物にあまり同調できない。

    悪役にも魅力がないし、犯してる犯罪が酷すぎて救いがない。

    それでもリーダビリティは良く、テンポよく一気読みでした。

  • 話はおもしろい展開だった。

    後でもう一回読んでみようかな。

  • 中々に読ませる小説だ。
    自体が二転三転し、展開が読みにくいのもよいと思う。

    ラストの方で若干息切れした感じがあるのと、ページ数の多さのためのマイナスはあるものの、面白い作品だと思う。

  • 公正取引委員会の審査官伊田は汚職の嫌疑をかけられた。何者かの策略に嵌(はま)り事件に巻き込まれたのだ。ある所からの誘いによって彼はフィリピンへ行くことになる……。ODA(政府開発援助)プロジェクトに関する談合事件をマニラで調査する伊田の身に危険が迫る!期待の乱歩賞作家が放つ長編推理サスペンス。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    公正取引委員会の審査官伊田は汚職の嫌疑をかけられた。何者の策略に嵌り事件に巻き込まれたのだ。ある所からの誘いによって彼はフィリピンへ行くことになる…。ODA(政府開発援助)プロジェクトに関する談合事件をマニラで調査する伊田の身に危険が迫る。期待の乱歩賞作家が放つ長編推理サスペンス。

  • 主人公英語上手すぎだろう。筆者は英語話者じゃないんじゃないのかと思いました。込み入った話簡単にできすぎ。話は全然公取のエージェントとしては活躍しないし余計な事件がメインになるしで唖然とした。東京編いらねえじゃん。

  • 2001.1.22 読了

  • 公正取引委員会出身の主人公が様々な事件に巻き込まれる話。ただ、公正取引委員会という主人公の特殊な出身があまり生かされていないように感じる。

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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