法月綸太郎の冒険 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 656
感想 : 71
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062631082

作品紹介・あらすじ

名探偵・法月綸太郎に挑戦するかのように起こる数々の難事件。なぜ死刑執行当日に死刑囚は殺されたのか、図書館の蔵書の冒頭を切り裂く犯人、男が恋人の肉を食べた理由など異様な謎に立ち向かい綸太郎の推理が冴えわたる。「ルーツ・オブ・法月綸太郎」ともいえるミステリの醍醐味あふれる第一短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 法月綸太郎の短編集。全7作。1作目の「死刑囚パズル」のみ中編で、この作品を読むためだけにこの本を開いても良いと思うくらいよくできていた。謎解きの論理構成はお見事。その他の短編も軽く楽しめるものでおもしろかった。ただし「カニバリズム小論」はグロいのでちょっと…この作家の著者は初めて読んだけど、他の長編なども読んでみたい。本格ミステリに造詣が深いとより楽しめそう。

  • 短編集。最初の話がだいぶ硬派だったので全編こんな感じでいくのかと思っていたが後半は日常の謎(といっても図書館がメインだけど)だったのでその緩急が良かった。謎としては分かったものと分からなかったものとが半々といった感じ。気に入ったのは「黒衣の家」「カニバリズム小論」かな。特に「カニバリズム小論」は謎よりも全体のオチの部分がありきたりとはいえ好き。

  • 以前どこかで読んだことがあるような話が二編。一遍は正体判明。もう一遍はドラマかしら..

  • シリーズ短編。死刑囚のお話と切り裂き魔が特に印象的でした。カニヴァリズムのお話が本当にグロッキーで、読みながら物凄い顔をしてしまった…あれは途中で読むのしんどかった…(;ω;)

    黒衣の家が1番意外な展開でした。
    後半の短編はなんだかトレンディー要素があって、今並行して読んでる柚木さんシリーズの雰囲気を感じましたww

    色んな要素の短編があって、短編とはいえ読みごたえがあって面白かったです。

  • 2018年11冊目。
    先に「名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇」を読んでしまったので、そこに載らなかった作品も気になって購入。
    「カニバリズム小論」以外はどれも良かったけど、「黒衣の家」と「土曜日の本」が特に好きかな。
    やっぱり法月親子のやり取りは安定の面白さなんだけど、穂波とのやり取りも微笑ましくていい。
    「頼子のために」「ふたたび赤い悪夢」と比べるとだいぶ軽快で読みやすくあっという間でした。

  • 2016.6/20〜25。「頼子〜」以来の法月作品。クドクドと続く台詞が苦手かなと思いきや、だんだん面白くなってくる不思議。重厚な「死刑囚パズル」も良いが、図書館シリーズもライトで良い。

  • 短編集。

    処刑される死刑囚が殺害されたり、会いたい人のために無意味に人が殺されたり、本が重くて扉が開かなかったりする話。

    五十円玉を二十枚千円札と交換する話はまた今度考えてみたい。

  • 噂に名高い「死刑囚パズル」はそこまでハマらなかったけど、「黒衣の家」と「カニバリズム小論」はとても素晴らしかった。ホワイダニットを突き詰めた果ての意外な真相にまんまとやられました。

  • 殺人事件を扱う死刑囚パズルや黒衣の家、カニバリズム小論、緑の扉は危険が好みだが、その他の日常の謎な3作もホワイが解明された時のカタルシスは良かった。カニバリズム小論のオチ、好きだ

  • 短編集です。本というか図書館がらみの作品が多かったです。謎解きよりも、トリビア的な知識が増えていくことを楽しむ作品だと思います。

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著者プロフィール

島根県生まれ。京都大学卒業。1988年に『密閉教室』でデビュー。2005年に『生首に聞いてみろ』で第5回本格ミステリ大賞・小説部門を受賞。著作に『ノックス・マシン』『キングを探せ』など。

「2020年 『本格ミステリの本流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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