女人古寺巡礼 (講談社文庫 す 1-29)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062631457

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  • 1992年に書かれた杉本苑子の古寺巡りのエッセイ。女性に縁のあるお24のお寺を杉本苑子と読者代表のKと呼ばれる女性の二人が訪れる。
    書かれた時点で「前回の訪問時からずいぶん変わっている」というお寺たち。それから28年。いま、それぞれのお寺はどう変わっているのか、あるいは変わっていないのか。
    この本を手に、ゆっくりとめぐってみたい。行ったことのあるお寺、寡聞にして未知の行ったこともないお寺。変わるものと変わらないもの。そしてそれを感じる自分。いい旅になりそうだ。

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著者プロフィール

杉本苑子

大正十四(一九二五)年、東京に生まれる。昭和二十四年、文化学院文科を卒業。昭和二十七年より吉川英治に師事する。昭和三十八年、『孤愁の岸』で第四十八回直木賞を受賞。昭和五十三年『滝沢馬琴』で第十二回吉川英治文学賞、昭和六十一年『穢土荘厳』で第二十五回女流文学賞を受賞。平成十四年、菊池寛賞を受賞、文化勲章を受勲。そのほかの著書に『埋み火』『散華』『悲華水滸伝』などがある。平成二十九(二〇一七)年没。

「2021年 『竹ノ御所鞠子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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