黒猫館の殺人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3109
レビュー : 298
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062632782

作品紹介・あらすじ

6つめの「館」への御招待-自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相は。

感想・レビュー・書評

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  • これまでの館シリーズに比べると、伏線が多いだけに謎解きの楽しみは大きい。はじめから全てを疑えば、かなり早い段階で真理に近づけるのでは。

  • 館シリーズの6作目。前作の時計館では殺しまくってスプラッタームービーの様になってしまい、また中村青司の建築物であるため、もう隠し部屋や通路は織込み済みで、ちょっとパターン化してしまった感があったが、本作は目先を変えたストーリー展開でなかなか良かった。しかし大事なトリックが叙述トリックになっており、季節と場所を読者に錯覚させる仕組みとなっているため映像化は難しそう。昔読んだシャーロックホームズのように夢中に読んできたが、しばらくお休みにします。

  • 館シリーズ6作目。
    初読時よりも面白いと感じたので★一個増やしました。とにかく伏線の回収が見事。少しずつずれていたパズルが最後にぴたっとはまっていく感じが面白い。後から読んだら結構解りやすくヒントが散らばってたのに、初読時は全然気づかなかったもんなぁ。再読でだいたいの仕掛けはわかってたけど、鮎田氏の正体についてはすっかり忘れていました。
    そしてやっぱりゴキブリが怖い島田さんは可愛い。

  • 久々に読んだ館シリーズ。

    鮎田冬馬が管理人を勤める黒猫館。
    その舘は、あの中村青司が建築した舘だった。

    鮎田冬馬から手紙を受け取った江南くんと鹿谷さんが向かった先は…。


    鮎田冬馬の手記の中で、違和感を感じたところは幾つもあったし、鮎田冬馬の正体にも気づいていたのに、まさか黒猫館がそんなところにあったとは思いもしなかった。

    アナグラムにも気づかず…。

    前回の時計館が殺意高すぎたのもあってか、少し物足りなさを感じてしまった。それだけ、今回は人が死ななさすぎたからなのか、それとも江南くんが危険に曝されなかったからなのか…。

    ともかく読み終えたからには、次は暗黒館です!

  • 小説

  • 読む時期にも寄るんだろうけど時代を覆せるほどの傑作でないのは事実かと、古いんですよね

  • 2017~2018 読了

  • いくつかあった疑問がクリアになる快感。
    おもしろかった!
    続編も図書館にあるといいなぁ。

  • 久々に読みやすかった。
    相変わらずトリックは最後までわからなかったけど、最後の手記で明かされた秘密が素晴らしい。
    しばらく館シリーズを読み進める気が起きなかったけど、次も読もうかと思う。

  • 小説を読んでいる人が、どれほど自然と頭の中で色んな事柄を補完しているか。

    アナグラムにはすぐ気付いてしまった。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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