顔に降りかかる雨 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2207
レビュー : 255
  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062632911

作品紹介・あらすじ

親友のノンフィクションライター宇佐川耀子が、一億円を持って消えた。大金を預けた成瀬時男は、暴力団上層部につながる暗い過去を持っている。あらぬ疑いを受けた私(村野ミロ)は、成瀬と協力して解明に乗り出す。二転三転する事件の真相は?女流ハードボイルド作家誕生の'93年度江戸川乱歩賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 序盤から中盤にかけては、なかなか物語の面白味にかけている感じがした。しかし、後半は一転して、怒涛の勢いで伏線を回収し、予想しなかった展開へ。
    いや、強いていえば、最後のどんでん返しだけは予想通りだった。

  • なるほど~

  • 自分がこのシリーズに出会ったのは「ローズガーデン」からなのだが、自分とは1ミリの共通点もないし、自分と重なる部分もないのだがなんとなく気になってしまう存在のミロ。
    ハードボイルドが似合う。ミロが自分のことを「愛しようのない女」と表現するが、もしかしたら僕が感じているこの気持ちは、愛なのかな。愛しても絶対やけどするけどね。
    ちなみに内容は特別気に入ってないですが、ミロの存在が気になているので、続編読むと思います。

  • 再読。
    1993年 江戸川乱歩賞受賞。
    村野ミロシリーズ第一弾。

    親友のノンフィクションライター宇佐川耀子が、1億円を持って消えた。大金を預けた成瀬時男と疑いをかけられた村野ミロは、成瀬と協力して解明に乗り出す。

    面白かった!!
    ミロ、32歳、夫を亡くした傷から立ち直っていないという設定で、この時点ではまだ探偵稼業は初めていない。
    ミロの父、村野善三が味があってよかった。

  • 探偵村野ミロのシリーズ。私はミロのシリーズは、ストーリー云々より、「ミロって、探偵に向いてないなぁ...( ゚Д゚)」ってとこにいつも気を取られていまう。頭は悪くないのに、脇が甘い。そんなに優し気な性格でもないのに、情に流される。作者はそういう探偵らしくない人物像を書きたかったのだろうけど....。物語としては、消えた友人と大金を追う、至って普通のミステリーかな。ただ、ピアスのシーンは非常に苦手だった(>_<)

  • 友達がやくざの金を持って失踪した。失踪前に電話をかけられた主人公が共犯の疑いをかけられる。友達の失踪の謎を解き明かしていく。

  • 初めて桐野夏生の作品を読んだ
    最後まで一気に読める展開。ストーリーで偶然性が高い部分がいくつかあったが、普段触れることのない世界にも触れられて興味深い一冊であった。

  • 村野ミロシリーズ第一作目。
    親友のノンフィクションライターが、いわく付きの金と共に行方知れずになった。
    関係の無いミロも疑われ、彼女と金を探すはめになる。
    そして行動を共にする彼女の恋人(悪そうで男振りがよく魅力的)にミロは惹かれてゆく…。

    かなり前に読んだことがあるようで、覚えている部分もありました。
    ミロの喪失感むきだしの自堕落な生活は始めからなんだな~。
    夫との短い結婚生活、そこだけでも一作出来そうな気がする。

  • これが江戸川乱歩賞?ちょっとミステリーパート弱い気が。そして気持ち悪くて読み進めるのを迷う部分も。

  • 面白い。
    最後、一気に収束に向かう急展開。
    先が知りたくて、読み続けてしまう。
    ヒロインが魅力的。続編を読みたくなった。
    桐野夏生さんの作品は、暴力的なシーンがあって、読むの辛い部分があり、ささっと読む。

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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