顔に降りかかる雨 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2239
レビュー : 256
  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062632911

感想・レビュー・書評

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  • これが江戸川乱歩賞?ちょっとミステリーパート弱い気が。そして気持ち悪くて読み進めるのを迷う部分も。

  • 面白い。
    最後、一気に収束に向かう急展開。
    先が知りたくて、読み続けてしまう。
    ヒロインが魅力的。続編を読みたくなった。
    桐野夏生さんの作品は、暴力的なシーンがあって、読むの辛い部分があり、ささっと読む。

  • 重く暗い内容だったが意外とするっと読めた。死体愛好家や、ネオナチなどアンダグラウンドな感じで10年前位に出てた肉体改造とか死体写真とかがよく出てた雑誌を思い出した。題名忘れたけど今もあるんだろか。

  • ・水の眠り 灰の夢を読んだので興味が湧いた

    ・ハードボイルド作品らしいが、主人公はそうでもなく
     死体写真、損壊とか、内容がそうだっちゅうことかな?

    ・主人公は、夫の自殺に悩まされているけど
     理由も、心理描写も「フツー」のような気がした

    ・死体解剖の描写は、想像したら気持ち悪くなり
     そこだけ異様な気がしました

    ・シリーズものらしいので続きも読んでみようとは思うが
     主人公が今のままで、普通の人レベルだと
     あまり期待できないのでは?と思いました

  • これは誰だったかなと各人物の印象うすいままだったから、成瀬が犯人と判明する流れにのれず。

  • 探偵の娘てきな人が、友人の失踪を機に事件を追っていくはなし。
    おもしろくない。全体に漂う雰囲気が辛気臭い。しかも主人公が女なくせに嫌な感じに辛気臭い。ハードボイルド小説が苦手ということを理解した。
    そもそもミロていう不思議な名前について誰一人つっこみをいれないことがきになりすぎる。へんやろ。『グロテスク』を読んだことがあったのでいい意味の、人間の暗さを期待していたのになんかただただ湿っぽくてつまらなかった。

  • 桐野さんのデビュー作(なのかな?)。正直、内容は桐野さんのほかの作品に比べると、ちょっとわざとらしかったり、入り込めないところもあったけど、80~90年代の懐かしい感じがあちこちで感じられてそれがなつかしくて面白かった。

  • 3.8
    ヤクザ国東会と深い繋がりを持つ調査屋・村善こと村野善三を父に持つミロ。
    高校時代の親友・燿子が、ヤクザ絡みの金一億と共に失踪。その直前に燿子からの電話を着信していたミロは、金の搾取を疑われ、金を預けた燿子の愛人・成瀬と共に金を取り戻す立場に追い込まれる。
    失踪直前まで燿子の追っていたベルリン・ネオナチのルポ。
    燿子のアシスタントゆかり、死体写真愛好家で、フェティッシュパフォーマーの川添桂、日本人ナチス愛好家・山崎龍太、ヤクザの親玉・上杉とチンピラの君嶋。事件は、ゆかりとその恋人の金目当ての殺人という結末で一件落着・・のように見えたが・・

  • 高校時代の女友達がノンフィクションライターで成功
    彼氏がイケメンバツイチ東大卒。学生運動で逮捕。
    ヤクザに気に入られ外車販売会社の社長。
    女友達が預けた1億円をもって失踪。ヤクザ追い込まれて、彼氏と探す。訪ねる先の人間が殺されていく。
    SMクラブ、死体写真趣味の男から呼び出される、首をつって死んでいた。
    女友達はドイツでやばい仕事の取材で、日本人の女が殺人事件にからんでいるのを発見。女の姿をしているゲイだった。
    副業で車パーツの不正販売をしていた。相手は彼氏。
    それをネタに記事を書こうとして、彼氏に殺されたのに気が付いた、高跳びの直前で男は逮捕。

  • 村野ミロシリーズ。桐野さんの(特に主人公として)描く女性は魅力があって、時につらい過去を経て、時に強い信念をもって行動し、ただの一登場人物とは言い切れない。ミステリーとしては正直読んでいる途中で犯人とかはすぐ見当もついてしまったし、展開はありきたりだったといえる部分もある。それでも作品の評価として色あせないことは人物描写で、たとえ登場する人が完璧超人ではなくただの一人の女性であるが、しかし登場人物として光るものがあり、それを描く描写が良い。

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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