- 講談社 (1996年7月1日発売)
本棚登録 : 186人
感想 : 21件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784062632966
みんなの感想まとめ
閉ざされた山荘を舞台に展開される本作は、70年前の奇妙な死と最近発見された不条理な事件を絡めた本格ミステリーです。登場人物が多く、家系図を確認しながら進める必要がありますが、その分、物語の奥行きが増し...
感想・レビュー・書評
-
枝雀ファンの私には、キンジャクシ荘に見えた。さすがにそれは違うと頭の中で訂正し、カナリア荘の殺人と思いこんでいたけれど、今回読んでみてそれも間違っていることを知った。エニシダ荘。金糸雀ではなく金雀枝。鳥ではなく植物。黄色いわさわさした低木の咲く山荘を舞台にしたクローズドサスペンス。
大量の従兄弟。それも変わった名前。登場人物の名前がおぼえられない。何回も家系図にたちもどる。密室、闖入者、何か埋まっていそうな家。閉ざされた山荘を存分に味わえる。
本筋とはあまり関係ないけれども、ローレライの絵で不倫しているかどうかを推測するのは無理筋ではなかろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
201705読破
-
大胆で驚いた
-
登場人物の数が多い点を除くと、
館もののミステリーとしてはすっきりした印象の作品。
物足りなさのようなものと裏表ではあると思うけど
複雑なトリックや館の込み入った構造で勝負というより
館の雰囲気を楽しみながらスラスラと読める軽さが魅力。
序章が終章になっている作りはすごく綺麗にハマっていて
それがなんだか強く印象に残った。 -
うーむ、これぞ本格!って感じですな。
犯人はかなり早い段階から分かってしまったが、そのバックボーンまでは読めなかった!なんか、金田一少年にありがちな話だが、面白かった。 -
おもしろかった!
いわゆる断絶された別荘もの。
使い古されたネタだけど、その扱い方があっさりしていながらおもしろい。
こねくりまわしすぎて、わけわからん状態になっている本も多いだけに、わかりやすさが気持ちいいです。
いかにもな、本格風の登場人物とか、序章という名の終章とか、いい感じですねー。
今邑彩のイメージが変わりました。 -
今邑彩 さんの作品の中ではイチバン好き
-
今邑彩氏の(作品で読んだ)中では一番好きな作品(だった)。
読後感がよいというのと、今邑氏がよく使うオカルト部分がわりとスムーズにつながっている(とってつけてない)ような気がしたため(※初読当時)。(でも、オカルトについてはもっと上手くいっている作品があった気がするが)
今回再読して、ちょっと最後の種明かしあたりでの、中里の「エリザベートの云々」はちょっととってつけた風だなあと思い返したりして。初めて読んだ時はそうは思わなかったんだよ!
つか、最後犯人が死ぬところがちょっと盛り上がりに欠けるよねえ…あと、理由。エリザベートのせいにしてるけど…中里にいわれてもなあと思ってしまう。類が言った方がまだわかるなあ。 -
封印された洋館で起こった6人の死。すごーーーーく面白かった。もう読み終えないでは、眠れない! で、寝不足です(笑) 人はいっぱい死ぬのは嫌いなんだけど、これはあまり無理を感じなかった。トリックも違和感なかった。今邑彩は、雰囲気とかが好きで読んでたのだけど、今回はいわゆる「本格派」でした。…霊感を持つ女性の存在は、どうしても必要だったのか、ちょっと疑問が残る。
-
(2008-07)
初めて読んだ今邑彩作品。
とても読みやすかった。2時間ほどで読了。
『序章が物語のはじめであると同時に終わりでもあるというネバーエンディングストーリー』
はて?っと思い読み始め、読了後に序章を読み返して、納得。
時間のかかる本の合間にもってこいって感じ。おもしろかったです。 -
読みやすいし面白い。一年前の謎の大量殺人事件に加えて現在のサスペンスフルな展開。どんでん返しも決まってるし犯人も意外といえば意外。「七人の小山羊」の見立ては魅力的だけどそこまでする必要はあったのかな?まあ理由は分からんでもないけど。
今邑彩の作品
