- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062633024
感想・レビュー・書評
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石川英輔 著「大江戸仙界紀」、大江戸シリーズ4巻目です。1996.8発行。現代と江戸時代の二重生活を送っている速見洋介は、江戸で初めて正月を迎えます。起きてすぐいな吉に「おめでとう」と言ったら、「まだご挨拶は早うござんすョ」と。若水を使い新しい着物に着替えたら、厳かな口調でいな吉が祝辞を述べた。「明けましておめでとうございます。ふつつか者ながら、今年も何とぞよろしくお願い申し上げます。お前さまも、お健やかにお過ごし下さいますよう」そういえば、私も子供の頃、新年を厳粛に迎えたことを思い出しましたw。
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資料番号:010699262
請求記号:F/イシカ -
20130921読。
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シリーズ4作目。登場人物も物語設定も醸成されてきたので、読む側も安心して江戸時代にスリップできる。今回は、年末年始の江戸の描写に始まり、熱海への旅行がメインのストーリー。当時の雰囲気をたっぷり味わって終わりかな・・・と思っていたら、ラスト近くで、突然思いがけない出来事が!!読む時期を選べる方なら、正月休みにまったりと読み耽るのがお勧め。--- 2009.3.4
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5/14