元寇 (講談社文庫 と 4-12)

  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (715ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062633376

感想・レビュー・書評

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  • 「元」の本体が来ていたのかどうか、気になりました。
    先遣隊は当時の朝鮮半島の人間だったでしょうから、、ふーむ。

  • 全1巻

  • ゲーム「ゴースト・オブ・ツシマ」をプレイして、元寇に興味を持って読んでみた。事実とフィクションをうまく絡めて、物語を作り込んでいると感心。

  • 文永、弘安の役を、日本、元双方の視点で描いた長編。二度に渡る日本遠征の失敗に懲りず、三度目の遠征を執拗に計画していたとは恐ろしい。日本は首の皮一枚で何とか凌いだ、という感じだ。
    其にしても、2度の遠征の目的の一つが棄兵というのは凄まじい。

  •  日本に大挙して押し寄せた元と高麗の連合軍は、神風によって一夜にして壊滅的な打撃を受けた。この歴史的事実の裏には、戦勝にうかれる日本側が想像すらできなかった元のある思惑があった…
     小説家ならではの視点と言うか「これが真相かも…」と思わず納得してしまいました。
     また「立正安国論」で国主を諌め元寇を予言したといわれる日蓮ですが、その予言に関して(実際は予言と違いますが、脱線するので予言としておきます)幕府とは違う彼独自の情報網を駆使したとの記述も新鮮でした。

     著者の独創もありますが、基本的な流れは正確を期して描かれていますので、誤った歴史をインプットしてしまう危険性はありません。とても分厚い本ですが、読み応え十分です。

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著者プロフィール

1936年生。小説家。『五十万年の死角』で江戸川乱歩賞。『傷ついた野獣』など。2004年没。

「2021年 『カチカチ山殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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