信長殺すべし 異説本能寺 (講談社文庫)

  • 講談社 (1996年1月1日発売)
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感想 : 7
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Amazon.co.jp ・本 (418ページ) / ISBN・EAN: 9784062633390

みんなの感想まとめ

歴史と謎解きの要素が巧みに組み合わさった作品で、特に本能寺の変にまつわるさまざまな仮説を探求する過程が魅力的です。明智光秀の行動や信長の最期の言葉に対する疑問が、物語を通じて深まっていきます。この作品...

感想・レビュー・書評

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  • ハムレット役の舞台俳優(多岐一太郎)が、映画「信長」の撮影中、本能寺の炎上シーンで事故にあい、入院治療をする合間、友人の映画監督、脚本家、落語家、そして主治医らと「本能寺の変」の謎 —明智光秀の黒幕は存在したのか? とすれば、誰なのか?— の解明が展開される、歴史資料の真偽の探求と人間心理に深く分け入った、興味を奮い立たせる歴史長編推理小説。〝光秀の単独犯行ならば、正義心に駆られたテロ。だが、信長死ぬべしと怨念を抱く黒幕候補がいた…秀吉、家康、足利将軍義昭、正親町天皇と朝廷勢力〟誰もが疑わしい…。

  • 誰が黒幕か❓❓明智光秀の信長を討った後のずさんな行動が黒幕説の展開に…
    本能寺の変前の武将の行動と討論の内容に違和感なく流れていく。
    並行して読んでいる信長はイエズス会に爆殺され。。。の副島隆彦氏の説がやっぱり濃厚なのかも知れないとところどころで結びつくが、最期の信長の言葉は誰が聞いて伝えたのか、小説では女とあるけど大混乱の中覚えているものなのか?
    まだまだ明智光秀の事を知らなくてはと思う展開。

  • 俯瞰する場所を、日ノ本一国にすると、そういう見方もあるのかー…と、着想が面白かった。ハムレット俳優一太郎って、シリーズ? 推理モノだけあって、読み終わらないと気が済まなくなる本。


  • 最後の最後で、えぇっ・・とちょっと思ってしまったので★4つ。


    それまではすごく面白かった。
    歴史+謎解きというテーマでは、古くは「猿丸幻視行」や、QEDシリーズなどに親しんでいるし、好きなジャンル。


    少しずつ謎が解き明かされ、他の仮説との比較で語られ、かつその謎に対応するように
    歴史の流れもなぞられる展開は、とても読みやすかった。
    本当に、最後の章までは面白かったんだけど・・


    ・・・あれをありとされると、もうそれはそれで、なんでもありに近くないですか?

  • 主人公は映画の撮影中に事故に遭った俳優・多岐一太郎。怪我の療養中の病室で、本能寺の変の謎を解き明かしていくという設定の推理小説。この本で描かれる本能寺の変の真相は、ソレガシが漠然と思っていた感覚にしっくりきて、非常にうならされるものでした。信長の最後の言葉「是非に及ばず」の意味は、特に納得させられる解釈です。

    2009.5.19読了

  • 読みやすいというのが第一印象。

    所謂主人公が病床で史料にあたり、歴史に隠された謎を繙くという『時の娘』の設定そのままのアームチェア・ディテクティヴ。
    明智光秀当人から秀吉、家康へと思考は移っていき、更に正親町天皇のような歴史マニアしか解らないような人物まで手が伸び、最後には山本道助などという半ば創作による人物へと終着する。

    ここに至って今までの思索の旅は一体何だったのか、無防備に放り出された感じだ。
    嘘でいいから大いに酔わせてくれ!

  • 天正十年六月二日、明智光秀は本能寺に信長を討つ。果して黒幕は存在したのか、したならばそれは誰なのか。幾多の仮説を生んだ日本史史上最大の謎がいま明らかに。誰も気付かなかった歴史の真実、そして新事実の発見により導き出された驚愕の真相とは!?ミステリー界の気鋭がものにする超本格歴史推理。

    2009.7.29読了

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著者プロフィール

編著者:(いわさき しょうご)早稲田大学教育・総合科学学術院特任教授。専門は、多文化・多民族共生教育、ロシア・東欧・中央アジア5カ国の教育。

「2018年 『多文化・多民族共生時代の世界の生涯学習』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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