やがて哀しき外国語 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 174
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062634373

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹って小説は好き嫌い激しい(少なくとも1Q84はダメ。初期と世界の終わり〜と海辺のカフカは良い)けど、エッセイはどれも好きだな〜。中でもこれ。プリンストン大学で教鞭をとりつつねじまき鳥を書いている頃のもの。学術書とか重めの小説ではなく、たまにはこういう軽いものを読むと気分が楽になるね。

  • 村上春樹がアメリカ・プリンストンに滞在していた時の記録。

    第一印象ではなく、できるだけ第二・第三印象を記そうとしたという本人の言葉通り、『遠い太鼓』より少し客観的で、アメリカという国を興味深く知ることができました。

  • この人の考え方と文章がすき。

  • 村上春樹の長編小説はたぶんほとんど読んでるけど、エッセイははじめて。

    まず、小説と文体が似てることに、ああ~そうなのか~、という印象。
    村上春樹自身の考え方については、小説よりもダイレクトに感じて、面白いけど、小説のように何度か読み直そうとは思わない感じかな。

    2014.6.26 更新
    2度目で読んだ。で、前のレビューを読んで驚いた。これがわたしにとっての始めての村上春樹エッセイだったらしいが、あのあとけっこうたくさんのエッセイを読んで、作品によっては何度も読んだ。
    感想文をつけておくのもこういう驚きがあっていいもんですね。

    庄野潤三『静物』安岡章太郎『悪い仲間』『海辺の光景』、小島信夫

  • アメリカでの生活が書かれていた。平凡な日常だとしても村上春樹さんが文字におこすと、カラフルになる。どぎつい色ではなくてやさしい色。それは村上春樹さんのエッセイを読むといつも思うこと。
    村上さんが小説を書くようになったきっかけが、今まで読んだどのエッセイよりも詳しく書かれていたと思う。

  • 富士山ドットコムの古本から購入しました。

  • これはアメリカとかイギリスでは読んでる新聞で生活階層が分かる、というような話がblogで出て、それを村上春樹がこの本で書いてる、と教えてもらったので読んでみた。

    村上氏が1990年秋から3年間、プリンストン大学に招かれた時に書いたエッセイだ。その中の「大学村スノビズムの興亡」に、氏の知っているプリンストン大学関係者は「NYタイムズ」を読んで、ビールはハイネケンとかギネスなどの輸入ビールを飲む、というのが一般的だと書いてある。

    何がコレクトで何がインコレクトかという区別がかなり明確である。というコレクトの意味が分からないのでだいたいの感じしかわからない文のあとに、分かりやすい実例が示してあった。

    もしプリンストン大学関係者で、バドワイザーが好きで、レーガンのファンで、スティーブン・キングは全部読んでいて、客が来るとケニー・ロジャーズのレコードをかけるような先生がいたら、・・たぶん相手にされないだろう、ということらしい。

    実は日本以上にアメリカは階級的な身分的な社会だという気がすると書いている。

    これが書かれてから20年たつわけだが、さてアメリカ、日本はどう変化しているのか。

  • ジャズ、フェミニズムに関する考察は岡田暁生に酷似している。

    ●梅干し持ち込み禁止
    ●体で経験する

  • 村上春樹がアメリカで感じたことを書いてるエッセイ。
    アメリカ人とか、お偉いさんたちを
    結構ばさばさ切ってておもろい。

  • 素敵ですねえ…。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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