月の塵 (講談社文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 講談社 (1997年5月14日発売)
3.85
  • (9)
  • (6)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 117
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (374ページ) / ISBN・EAN: 9784062634885

作品紹介・あらすじ

 

みんなの感想まとめ

日常の細やかな営みや四季の移り変わりに寄り添いながら、心の豊かさを描いた随筆です。著者は、幼少期の謙遜を振り返り、身近な事柄への深い視点が広がりをもたらすことを示しています。作品全体を通して、染み渡る...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とても丁寧な文章で書かれた随筆です。

    幼いときからせまく細く生きてきた、だなんて謙遜だと思った。
    四季の移り変わりや、生活のほんの身近なことに目を向けていることのほうが、むしろ視野が広く、おおらかなことではないかと思う。
    だから、この文章を読んでいると、心穏やかな、落ち着いた気持ちになれました。

  • 染み渡るような含蓄のある言葉のつらなりとはこのこと。「台所」のこと、「塔」への、野辺の草、鳥、花への素朴な思い。
    これこそ、人の情け、「人情」というものだ。
    こぎみよい。読み終わって、晴れ晴れとした。

    森まゆみさんの後書きも、これまた心地よい。

  • さりげない名文が光るエッセイ集。「人は生れて死ぬまでに、いくつの座を持つものかと思います。」
    名作『台所の音』のルーツとなった露伴の言葉も読むことができます。

    他には http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120426/1335421183

  • 季節の変わり目には必ず通る幸田文。

全4件中 1 - 4件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1904年東京向島生まれ。文豪幸田露伴の次女。女子学院卒。’28年結婚。10年間の結婚生活の後、娘玉を連れて離婚、幸田家に戻る。’47年父との思い出の記「雑記」「終焉」「葬送の記」を執筆。’56年『黒い裾』で読売文学賞、’57年『流れる』で日本藝術院賞、新潮社文学賞を受賞。他の作品に『おとうと』『闘』(女流文学賞)、没後刊行された『崩れ』『木』『台所のおと』(本書)『きもの』『季節のかたみ』等多数。1990年、86歳で逝去。


「2021年 『台所のおと 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

幸田文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×