- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062635158
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
アジア旅を続けてきた著者のエッセイ集。
「南洋楽園幻想~バリ・リゾートの孤独」は、わたしたちが抱いている、「バリ=リゾート」のイメージに新たな見方を投げかける。 -
このシリーズもちょっとお腹いっぱい。どんな世界にもプロフェッショナルがいるっていう典型的な事例。
-
著者には珍しく文学的な表現が多い。貧乏旅行を開始した頃から今日(といっても1997年頃だが)に至るまでの心情が綴られていて、とても興味深い。アジアの達人も一日にしてならず、なのだ。
-
アジアにいきたくはならなかったが、
他者の生き方を生々しくみることができた気分になり、
少し肩の荷がおりたような気がした。 -
アジアの湿気と熱気があちらこちらから感じられる旅行記でした。
中には写真や挿絵も多く楽しく読めました! -
得られたものがあるとすれば、「自信」です。「私は見た」という自信。金魚ばちの外から眺める風情と、その中の光景はまるで違う(朝日新聞2001年9月3日、下川裕治インタビュー)。とまあ熱く語る下川裕治氏ですが、著書はどれもほど良く力が抜けており、自然体でアジアに接する姿に共感持てます。
表題作の第4章は、アジアを彷徨う日本人が紹介されていたり著者のバンコク語学留学への想いが綴られていたり面白し。「自分の専門分野をつくっていかなくちゃいけない」という一文が心に残ります。
解説は素樹文生。 -
この人の文章は、面白くは無い。
どんなに読んでも、引き込まれず。