天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)

著者 :
制作 : 松浦 理英子 
  • 講談社
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本棚登録 : 1354
レビュー : 145
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062635233

感想・レビュー・書評

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  • なんか知っている設定と思ったら前作も読んでいた。

  • 探偵「村野ミロ」シリーズ。 このシリーズは結構好き。 

  • 前作の「顔に降りかかる雨」より読みやすく面白かった。

    トモさん、いいなー。かっこいい。
    トモさんみたく、かっこよく頼りになるけどホモだから自分には絶対振り向いてくれないような友達がほしい!
    (ホモとゲイの違いがこの本でよく分かった)

  • 私立探偵ミロ・シリーズ第2弾
    レイプビデオに出演後、AV女優が失踪した。やがて明らかになる彼女の暗い過去。都会に蠢く欲望と新しい性愛を描く力作長編。

  • 仕事が落ちついて来て
    少し読書欲が復活してきました。
    久々に桐野夏生。
    私にとっては読むのに気合いが要る作家です。
    これは、姉の部屋にあったので拝借。
    ページを開いたら、読みやすさに
    一気に読破してしまいました。

    村野ミロという変な名前の女性探偵が主人公。
    レイプ問題を扱う女性ジャーナリストに
    AV女優の捜索を頼まれます。
    段階を踏んで確信に迫るというのが
    わかりやすくて入り込みやすかった。
    クールなミロが捜査中に男性と関係を持ったり、
    隣りに住むゲイのトモさんに恋心を抱いたり、
    というサイドストーリーも楽しく読めた要因。

    でも、ゲイとホモの使い分けについては
    間違っているように思いました。
    最初にショーパブに出るような人がゲイで
    見た目は普通の男性がホモと表現していて
    とても違和感が。どうなんでしょ??
    私にはゲイの友だちいるんだけど、
    普通の会社員です。

    ミロの過去がよくわからないままだったので
    はて??と思ってたら、
    続き物で第2作目だった。

    ハードボイルド:行動的な私立探偵を主人公に、
    謎解きよりも登場人物の人間的側面を描く。

    ハードボイルド、読みやすくてけっこう好みのジャンルだった。
    盲点。

  • 私立探偵ミロ・シリーズ第2弾

    失踪したAV女優・一色リナの捜索依頼を私立探偵・村野ミロに持ち込んだのは、フェミニズム系の出版社を経営する渡辺房江。ミロの父善三と親しい多和田弁護士を通じてだった。やがて明らかにされていくリナの暗い過去。都会の闇にうごめく欲望と野望を乾いた感性で描く、女流ハードボイルドの長篇力作。

  • しまった...シリーズ2作目から読んじゃった...涙。
    でも読み始めたら最後まで一気に読んじゃったくらい面白かった。
    探偵になりたくなった、笑。
    シリーズ1は『顔に降りかかる雨』です。

  • あああああ、かっこいいかっこいい
    何がかっこいいって、ミロの駄目っぷりだ。
    そして失敗でくさってからの再生だ。

    そうか、これをハードボイルドと言うのか、と唸らされた作品。
    今までハードボイルドと言えば、男性作家の書く作品しか読んでこなかったため(そこには必ずといっていいほど吐き気のするような女性像が描かれている)、初めてこの作品に出会ったときの感動は計り知れない。

    トミーの葬式を映し出すTVで見た「雨の化石」のビンとリナのウルトラレイプの映像に映っていたそれを同じ物だと勝手に確信して、それについての裏の説明がないまま突っ走る点など、夏生作品にひとつはありがちな「勢い」みたいなノリはあったが、全体的に素晴らしい構成だった。

    とにかく男性キャラも女性キャラも中性キャラも、人物がとても好き。
    ただかっこいい、ただどこまでも駄目、というのではなく、駄目は駄目なりに誰もに信念があって、新宿で生き抜こうとしている。
    そういうリアリティは、夏生氏のはいつも心に迫って、それに触れているだけで興奮するであります。

    あと、今回はお父さんが来てくれたのが嬉しい。
    『顔に~』からこっそりファンだったお父さん。
    彼の登場によって、対他人からしか見えなかったミロという女の人物像がますます肉付けされていった感じがあった。


    ミロシリーズやっぱ好っきゃねん。
    このままシリーズの未読、突っ走ろう。

  • ミロ
    もう少し
    自制

  • 日本のハードボイルドのハードルをエベレスト級の高さに押し上げてしまった驚異的な傑作。
    今までのハードボイルドって何だったの?と言いたくなるぐらい。

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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