人を育て、人を活かす: 江戸に学ぶ (講談社文庫 と 21-7)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062635264

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の20人の人物から、現代に生かすべき教訓をエピソードと共に学びとるという本。特に医者・園井東庵の話が良かった。「土地に徳があるのではなく徳の持ち主が徳を掘り起こす」「朝生まれて夕に死ぬのが"一期一会"であり、そう思うからこそ人との交流が充実し、そこから新しい何かが生まれる」あとは指導者として優れた島津斉彬等々。江戸時代は経済・外交的にも激動の時代だったからこそ多くの優れた人物が生まれ、そこから学ぶところも多いのではないかと思った。

  • 4062635267 390p 1997・6・15 1刷

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著者プロフィール

歴史作家。東京都知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。退職後作家活動に専念。人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『上杉鷹山』『小説徳川吉宗』など著書は300冊を優に越える。

「2023年 『マジメと非マジメの間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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