蓬莱 (講談社文庫)

著者 : 今野敏
  • 講談社 (1997年7月14日発売)
3.68
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062635479

蓬莱 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • たぶん1回読んでるんだけど
    ゲームソフトに絡む殺人事件だってことしか覚えてなかった。
    今回読んでみて、あまりの情報量の多さに覚えてなかったことを納得。

    スーパーファミコンソフト(ってところに時代を感じる)の開発と発売を巡って
    脅されたり殺されたりいろいろと事件が起こる。
    一応安積班の面々が出てくるのだが、被害者?側の渡瀬目線で語られるあたり
    『イコン』と話の流れは同じ。
    何故かこの2編だけ講談社だし、安積班シリーズの番外編的な扱いなのかも。

    警察モノと武闘派モノとが同居している感じや
    本筋と同じヴォリュームの薀蓄が語られるところは
    初期の今野氏の王道パターンといえるかも。
    今回の薀蓄は古代の日本。日本史で1学期の中間試験前に攫うくらいの範囲(笑)。
    日本で編纂された『古事記』や『日本書紀』ではなくて、
    中国で編纂された歴史書をなぞって展開される論理は
    三国志とか好きな人には相当そそられる題材なのではないかと思う。
    そしてこれらがただの薀蓄ではなく事件を解く鍵になっているの辺り
    巧いなぁと思った。
    逆にいえば読む人を選ぶというか、古代史に興味のない人には辛いかも。
    だって薀蓄を読み飛ばしちゃうと話の筋が判んなくなるんだもん。

    『蓬莱』というゲームの成り立ちと本郷征太郎が掲げる鎖国論。
    ものすごく壮大なのだがそこそこリアリティがあるところが薄ら寒かった。
    ハードが古かったりするのは時代を感じるが
    内容的には今のこの時代にも通じるものがあって
    その辺りは楽しんで読めたと思う。

  • ゲームのことも、歴史のことにも疎い私にとってこの話はなかなか読み進めるのが大変だった。けど、出張の移動中に読んで、2日で読み終わった。

  • 現実になさそうでありそうな。よくしかし、ソフトの世界についても知ってるよなあと感心しきり。安積さんへの信頼感は揺るがないね

  • 面白かった。
    表現がわかりやすくて、すんなり読める。読みやすい。

  • 殺人事件とあんまり絡んでないと思った。だがしかし蓬莱のゲームはとってもやってみたい!

  • 安積シリーズ神南署編第一作なのだが、今回のメインは安積ではないので、大好きな安積班の面子が目立たない…。安積、須田、黒木、桜井しか出てこないではないか。ストーリーとしては、歴史が大の苦手な私にとって、途中の描写は退屈。ゲームが政治に絡み、ここまで事件を大きくすることなど実際にはありえるのか?とちょっと突っ込みたくはなるが、まあよしとしよう。発想は面白く、楽しめる作品。

  • 押しつけがましい表現が多い。徐福伝説にはとても興味がわいた。

  • 国造りシミュレーションゲーム『蓬莱』の販売を巡り、暴力団から圧力を受ける弱小ソフトハウス。バックには大物政治家が‥。捜査する安積、そして警察にも圧力が。日本が更に成長するには、鎖国。ちょっとアリかなと思う、結局マインドなんでしょ。

  • 初めて読んだ作家さん。

    ゲームの話から始まって、日本文化や日本人とは、みたいな話まで及んで、知的好奇心を擽る小説ではあった。
    逆境に立ち向かっていく主人公たちは、芯があって好印象!

    徐福についてもっと知りたいと好奇心もそそられた。

  • プログラマーって凄い。

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