- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062635851
感想・レビュー・書評
-
スイスイと読み易いエッセイだなと思っていましたが、途中から作者にいいように弄ばれるということに気がつきました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あとがきが、そこに書かれているとおり野暮すぎるので先に読まないほうがいいかも(笑)
清水義範氏のセンスは好き。
ある程度読んでたのはもう20年以上前になるのか。
今回はたまたまのご縁で再読しました。
初読みの当時だったら☆4つつけてたかも。
セントニベア島、行ってみたいね(笑) -
どこまでホントかウソか分からないいつもの話。この人は面白いなぁ。読んでてついニンマリしてしまう。moneyが数えられないに分類されていることに入れたツッコミでいきなり吹きましたもん。
-
作文はありのままを書いては面白くなくて、事実をさも面白そうに仕上げる作業であるということ。それはもっともである。感動を膨らませ、比喩を効果的に用いることは必須だろう。多少、いや相当のまやかしだって構やしない。だって、作文だから作りものの文章でいいわけである。
-
本当ともとれるような嘘をちりばめたえせエッセイ。
いつもの清水義範。彼にしては普通、とでもいうか。 -
気をつけろ!エッセイじゃないぞ!
というわけで限りなくエッセイに近い嘘800な短編フィクション小説です。
短編全部が嘘なら私も「これは嘘やね」と気付いて読みますが、短編によって嘘2本当8だったり、嘘7本当3だったり。
むむむと怪しがり、勘ぐりながら読むという斬新な小説でした。 -
「蕎麦ときしめん」や「永遠のジャック&ベティ」を読んで以来、たまに手をとるのだが、それを超える作品に出会えていない・・・。うまいんだけどなぁ。
-
一見真面目なエッセイのようでどこかおかしい話の短篇集。
ちょっと驚きつつも大いに楽しんだ。 -
「エッセイ」を模した短編小説…といわれても、エッセイを読んでいるような気になるのでなんだか妙な気分。ついに「エッセイ」までパスティーシュにしてしまう清水氏の手腕はさすが。どこまでホントでどこから嘘なんだか!
いろいろなパターンの「エッセイ」をからかうようにパロディにしていて、笑わずにはいられない。うまいね、やっぱり。 -
<再読>