高杉晋作(下) (講談社文庫)

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感想 : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062635967

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  • 高杉晋作という人物を魅力的に描いた歴史小説
    上下巻で構成される下巻です
    絶望的なまでに追い込まれた長州藩ですが高杉晋作の活躍により再び火の玉のように燃え上がり、遂に倒幕寸前のところまで勢いを取り戻したところで、運命の悪戯か高杉晋作は病に倒れます
    その短く儚い人生を革命に注いだ天才の生き様を鮮明かつ色鮮やかに描いています

  •  明治維新を長州の視点から書かれている。薩摩藩や西郷隆盛に少々点が辛いのはそのせいでもあると、著者はあとがきで述べている。
     討幕の影の立役者が実は高杉晋作であったとは知らなかった。生麦事件とか蛤御門の変といった事件の背景や、明治維新で長州がのさばったわけもよく分かった。奇兵隊とはそういうものであったのか。
     文句なく面白いだけでなく、著者の洞察力も素晴らしい。場面展開にスピードがあり、グイグイ引き込まれる。
     池宮の著作に頻出する古風な言い回しが、ここでも健在。
     もう一度じっくり読んでみたい。

  • 高杉晋作の魅力を語ろうとするとどうしても脚色された逸話が先行してしまうのだが、この小説では、そういった話題は「後から作られたものである」とし、事実に沿って話を進めている。
    事実を語ると面白みが半減してしまうのではないかと思ったが、全くそのようなことは感じられず、むしろ色々納得しながら読むことかできた。

    無駄なエピソードを入れたりせず「テンポよく書」かれていたので話の流れも頭に入りやすく、高杉晋作の軌跡を改めて整理することができた。

  •  ドラマチック!

  • 【革命児は必非凡】
    小説です。
    時代小説はおもしろい!

  • 微妙な読後感。
    面白いようで面白くなく、さらりと読めてそれほど印象深くない。
    作者の高杉への思い入れの強さはよく分かったが、その傾斜が上手く話の面白さにつながっておらず、平板な印象。
    いわゆる歴史ものとして気楽に読めばよろしいのでは?

  • すごい読みやすい。そして面白い。
    維新に活躍した有名な志士とは一線を画してる。

  • 昨日に引き続き高杉晋作。
    『人間は、艱難は共にできるが、富貴は共にできない』

  • 高杉晋作の目線で書かれた描写が多く、でも過剰な史説を加えていない物語がとても面白かったです。

  • 冒頭から馬関戦争の交渉で「魔王」が本領発揮をして一気におもしろくなる。そして耐え忍ぶ時期が続きチャンスを逃さず藩内革命へと展開。高杉晋作は著者も書いているけど長州藩のみの活躍で明治維新には直接結び付かないと思っていたけど、それは大きな間違いだった。目まぐるしく混沌としている時勢の中、火薬庫と化している長州藩の中で冷静な判断力を持ち、かつ迅速に事を成す実行力はこの男にしか出来ない芸当で、奇兵隊を説得し道を切り開いた瞬間は正に、その時歴史が動いた!鳥肌ものだった。とても素晴らしい本。長州巡りしたくなりました。

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