好奇心紀行 (講談社文庫 あ 4-21)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062636216

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  • 好奇心の赴くままに綴られたエッセイ。前半<知の旅>では小説や本に関するあれこれ、とくに松本清張や戦中戦後の思い出にまつわる話が印象深く、意外なところで阪神タイガースを語られていることに驚きました。後半<足の旅>では、異郷の人々や風景の写真が挿絵のように載せられています。プロの写真家が撮影したものらしく、著者の文章とあいまって、カラー印刷ではないにも関わらず色鮮やかに感じられました。

  • ・12/10 ふるほんやで$1だったから買った.すっかり旅行記かと思ったら随筆のようだ.この人はショートショートだからきっと賢いんだろうな.
    ・12/19 毎日ちょっとづつ読んで読了.後半の旅行紀行風なのは、実際に行った紀行ではなくて写真で見た風景に対するコメントのようで、いまいちだった.

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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