雑学「大江戸庶民事情」 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.25
  • (1)
  • (3)
  • (16)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 72
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062637091

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 江戸時代の人々の暮らしを、これまで誤解していた事実を改めることができた。
    著者は親よりも上の世代になるので、すでに「見方・考え方」に出てくる「現在」の一部は上書きされているが、そもそもの通説になるほどと思うところも多く、もう少し掘り下げて江戸を見てみたくなった。

  • 石川英輔 著「大江戸庶民事情」、1998.2発行、タイムスリップの大江戸シリーズでない方の大江戸シリーズですw。時々、速見洋介といな吉が顔を出します(^-^) 長屋の暮らしは長屋全体が一軒の家に近い性格ですね。風呂は湯屋、トイレは共同便所、居間は井戸端。畠山健二さんの「本所おけら長屋」を読んでるとよくわかりますねw。娯楽で一日に千両の金が動いたのは、日本橋の魚河岸、吉原、芝居町だそうです。すべて日本橋地域の歩いて10分の範囲ですね。便利・不便は比較の問題。旬の食事、リサイクル、明るいうちに、いいですね!

  • 読み始める前から内容は予想できるが、良き気味でも悪しき意味でも予想通りの本。著者の様々な既出文章の加筆転載のようだが、この人の西洋文明コンプレックスと現代文明バッシングは、どうにかならないものか。

  • 江戸庶民の実態を知るのに、石川さんの本ほど良い物は私は知りません。
    資料としても非常に役立っていますし、人間ってなかなか強かだな、と思います。
    石川さんの本は他にも「大江戸リサイクル事情」など面白いものがあり、小説よりはそちらをお勧めしたいです。

  • 江戸時代が好きなので楽しく読めました。
    昔の人はどうやって時間を知っていたのか、ということや、昔の医学ってどんなんだったの?ということなどの昔の暮らしの雑学などがたくさん乗った一冊。
    丸い円形の花火は日本人にしか作れない。というのを知った時は目から鱗がポロリでした。

全5件中 1 - 5件を表示

石川英輔の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×