パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 15848
レビュー : 1441
  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062637251

感想・レビュー・書評

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  • 201805/どれが本当?交錯する記憶。そのうちあり得てしまいそうな技術。再度読まないと分からないところもあり。ヒロインがずるいのか、男たちが愚かなのか。

  • 久しぶりに読み終えるのがもったいないと思った、引き込まれる話だった。最初はある社員に起こった日常が描かれているが、途中で、切り替わるシーンの内容と時系列が合わない!?と気付いたあと、交わらないはずの平行線が近づいていく感じにドキドキした。最後の「第九章 覚醒」では疑問点がきれいに発覚してスッキリするが、どうも麻由子だけはスッキリしない存在。人のことを考えている優しい人なのだろうが、中途半端な意見しか述べず、大事な時の態度が曖昧で、この結末に見合う程の魅力がこの人にあるとは私にはわからなかった。悲しいお話ですが、ハラハラ感と、きちんと謎解きされるサスペンスが好きな方にオススメの本。

  • 自分が原因で壊してしまった関係は、全て忘れ去る以外に取り戻せないのだ。でも実際には記憶の消去が出来るわけがないのだから、自分の今までの想いも出来事も全て無かったことにして忘れ去るよう努力する。そうして初めて前のような関係に戻れるのだと。ただ、それを相手に証明できない限り、元の関係に戻れないのも事実なのだ。恋愛においての苦悩をリアルに描ききった傑作。
    ただ、なぜ智彦があそこにいると思ったのかということや、記憶の改編システムなど、細かい点で若干ご都合主義的に話が流れていたところがあったので-1です。

  • 一つの記憶と、もう一つの世界が合流していき、真実に至る過程が素晴らしかった。

  • タイトルの「ラブストーリー」に納得。
    切ない内容ですね。

    嫉妬・ねたみ・理性で止められない想いなど、
    等身大の主人公の「リアルさ」に共感。。。

    記憶を消すことは、「イヤな過去を忘れたい」からではなく、
    「互いの過去がリセットされた状態で、出会った場合にどうなる?」
    みたいに前向きな気持ちとして捉えたので、個人的には少しだけハッピーエンドです。
    強引ですが、気にしない(笑)

  • 面白くって二度読んでしまいました☆

    レビューはこちら(^_^)↓
    http://ameblo.jp/ninjin1234/entry-11111716363.html

    http://ameblo.jp/ninjin1234/entry-11109844714.html

  • 結局は三角関係のもつれか。友人の恋人に固執する主人公。パラレルワールドの真実は、予想通り。

  • 最初はどっちがどうでとか全然わからなかった。
    後半になってスピードアップしてすぐに読み終わった。
    ハラハラドキドキが楽しめて、スカッとする感覚があった。

  • 最初どっちがどっちかわからず混乱して
    前のページを読み返した。
    記憶が変わるって恐怖
    麻由子ももっとハッキリしろって思ってしまった

  • 崇史の記憶が改編させられてるんだろうなということは、早い段階で分かったけど、なぜそんなことになったのか。

    それを解き明かすまでの少しずつ記憶が戻っていく過程も面白く、どんどん引き込まれた。

    そして、最後の最後で崇史と智彦2人で話をし、実験をした日、全てが明るみにでる。

    そして、崇史はそのあとすぐに自分の記憶を改編した。
    苦しみから逃げるために。

    しかし、脳の記憶改編は完璧なものではなく、結局は悩み苦しみながらも自分で記憶を取り戻し、全てを思い出すことになる、、。

    そしてそこで初めて、智彦の真意を知ることになる。
    自分を犠牲にして2人のことを思い、さらにそれを気付かれないように振舞っていた彼を想うと本当に切ない。
    そして、強い。

    嫌な記憶や忘れたい記憶を本当に忘れてしまう。
    そんな発明があると人はだめになってしまうんだろうなと思った。

    人の弱さや不条理さを上手く書いた小説。

    面白かった。



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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。
1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。
代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』(2019年3月16日 WOWOW)、玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。

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