パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

著者 : 東野圭吾
  • 講談社 (1998年3月13日発売)
3.50
  • (859)
  • (1759)
  • (2697)
  • (439)
  • (76)
  • 本棚登録 :14906
  • レビュー :1370
  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062637251

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 久しぶりに読み終えるのがもったいないと思った、引き込まれる話だった。最初はある社員に起こった日常が描かれているが、途中で、切り替わるシーンの内容と時系列が合わない!?と気付いたあと、交わらないはずの平行線が近づいていく感じにドキドキした。最後の「第九章 覚醒」では疑問点がきれいに発覚してスッキリするが、どうも麻由子だけはスッキリしない存在。人のことを考えている優しい人なのだろうが、中途半端な意見しか述べず、大事な時の態度が曖昧で、この結末に見合う程の魅力がこの人にあるとは私にはわからなかった。悲しいお話ですが、ハラハラ感と、きちんと謎解きされるサスペンスが好きな方にオススメの本。

  • 自分が原因で壊してしまった関係は、全て忘れ去る以外に取り戻せないのだ。でも実際には記憶の消去が出来るわけがないのだから、自分の今までの想いも出来事も全て無かったことにして忘れ去るよう努力する。そうして初めて前のような関係に戻れるのだと。ただ、それを相手に証明できない限り、元の関係に戻れないのも事実なのだ。恋愛においての苦悩をリアルに描ききった傑作。
    ただ、なぜ智彦があそこにいると思ったのかということや、記憶の改編システムなど、細かい点で若干ご都合主義的に話が流れていたところがあったので-1です。

  • 一つの記憶と、もう一つの世界が合流していき、真実に至る過程が素晴らしかった。

  • タイトルの「ラブストーリー」に納得。
    切ない内容ですね。

    嫉妬・ねたみ・理性で止められない想いなど、
    等身大の主人公の「リアルさ」に共感。。。

    記憶を消すことは、「イヤな過去を忘れたい」からではなく、
    「互いの過去がリセットされた状態で、出会った場合にどうなる?」
    みたいに前向きな気持ちとして捉えたので、個人的には少しだけハッピーエンドです。
    強引ですが、気にしない(笑)

  • 面白くって二度読んでしまいました☆

    レビューはこちら(^_^)↓
    http://ameblo.jp/ninjin1234/entry-11111716363.html

    http://ameblo.jp/ninjin1234/entry-11109844714.html

  • 「パラレルワールド・ラブストーリー」
    公開日:2019年
    東野圭吾の描く恋愛小説。三角関係を題材に、二つの平行世界で展開される物語。
    キャスト: 玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太
    監督:森義隆

  • 秀逸なタイトル!
    読む人をパラレルワールドに巻き込んで行く。
    今は現実?仮想?面白いんだけど、読んで疲れるよ。。

  • いや〜面白かった。主人公の記憶が交錯しながら展開される物語は、疾走感とサスペンス感に溢れ、読み始めたら止まらなくなること必至。

    物語自体にミステリーを仕込む東野作品はすごく好み。そしてそこに重厚な人間ドラマが絡んでくれば間違いなく面白い。

    本作では主人公の恋愛と友情が描かれているが、エゴ剥き出しの心理描写が生々しくリアリティがあり心に刺さる。聖人君子でもない限り誰しもが抱える葛藤…、「考えてはいけないと思いながらも、考えてしまう…」。このあたりの描写がダークながらもある意味心地よい。

    そしてラストは…、言うまでもなく伏線がしっかり回収され気持ちよく着地。SF的なテーマを扱いながらもフワッとしたラストにならない物語の収束の仕方は、さすが東野さん。

  • 主人公の敦賀崇史は、毎朝山手線に乗り、並行して走る京浜東北線に乗る女性を見ていた…という出だしから、とてもパラレルワールド感満載。
    崇史と、彼の幼馴染で親友の智彦は理系の会社に勤め、研究員として働く。過去の記憶を改変できることを見つけるが・・・。
    そして智彦の恋人の麻由子に恋心を抱く崇史。友情と愛情の狭間で、みたいな生易しいストーリーではなく、過去と現在が入り乱れて、どうなるの、どうなるの!?とどんどん読んじゃう。
    しかし東野さんの描く男性って、朴訥でそっけないが女性をひたむきに愛しているのが多く、女性もちょっと大和なでしこっぽい人が必ず出てくるねー。そして湯川さんの名前も1回だけ出てきた。見つけてなんだか嬉しい。

  • どろどろの昼ドラを見てしまったような後味の悪さが印象的でした

全1370件中 1 - 10件を表示

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)のその他の作品

東野圭吾の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)に関連するまとめ

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)はこんな本です

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする