ROMMY (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 327
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062637831

感想・レビュー・書評

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  • 叙述トリックとしては大したことがない。1990年代初頭の社会描写が結構異世界

  • 2016年2月7日読了。
    2016年60冊目。

  • 前に読んだときはノベルス版でサブタイトルは『―そして歌声が残った』だった。生い立ちや素顔が謎のアーティスト ROMMYと海外の大物歌手がそろうレコーディングの日、控え室で「彼女が死んでいる!?」と関係者たち紛糾。LADY GAGA先取り感。

  • rommy

  • 2015.3/27〜4/3。天才アーティストROMMYの生き様、葛藤、真実。挿絵や写真も素晴らしい。

  • ROMMYという希代の天才アーティストの生涯と、レコーディング現場で起こった殺人事件とが同時進行してゆく。
    殺人事件の犯人や真相はさほど意外でもなく、あっさりと解決する。しかし、本作の主題はそれではなく、ホワイダニット=「なぜ胴体を持ち去ったのか?」であり、そこがROMMYと中村の思いに通じるところだろう。
    また、殺されたのが替え玉だと途中でわかったり、なぜか犯人とは別の人が遺体を切断したり、その人物の正体が意外な人だったりと、途中に小さなどんでん返しが仕掛けられていて飽きない。
    最後のどんでん返しでは、『ブードゥー・チャイルド』に近い社会的テーマを実は内包していたことがわかり、楽しめた。そして、最後まで読んではじめて、中村に対するROMMYの本心がわかった。これもある意味どんでん返し。

  • 騙されたけど、騙されるまでがしんどい。
    ストーリーにそんなに入り込めなかったかなー

  • さすが歌野晶午。話が重いです

  • 過去話とか、初めの手紙とかで、
    もしかして…と、一部の仕掛けはみえたのだけれど、
    最後まで読めなくてはらはらしました。

    途中で挿入されてるスケッチとか、世界観に入れて、
    読後感は結構良かった。

  • オビには「密室殺人」とあるし、本の裏表紙にもミステリーとあるので、一応推理小説というカテゴリで括ってみたけど、私の中では推理ものではありません。密室殺人という煽りも個人的にはどうかと思う。

    ROMMYという天才歌手が録音スタジオの仮眠室で殺されていて、スタジオの入口は目線、出口は中からの一方通行という状態での密室なんでしょうけど、仮眠室そのものは普通に入れるし、スタジオの中には関係者がいるわけですから、密室というよりクローズドサークルですね。
    それについてもちょっとお粗末な気がするのだけど、この辺は好みの問題かな。

    また、読者を欺くためなのだろうけど、ある部分の行動や言動がどこかおかしい。登場人物が、事実を歪曲させるために他者へ嘘を言うのは分かるのだけど、周りに誰もいない状況でも心の中で嘘をついているように読めてしまうので、最後に用意してある殺人とは関係ないどんでん返しに少々興ざめを覚えてしまうのです。

    この本、随分前に読了し、今ひとつと思っていたのだけど、どの辺が今ひとつなのか当時は分かりませんでした。

    今回、その辺を考察しつつ再読してみたわけですが、結局のところ、行動や言動がどこかズレている点に違和感を覚えているんですね。

    常識では考えられない館があってもいいし、少々破天荒なトリックがあってもいいのだけど、登場人物たちの行動や言動を含めた物語世界が論理的でないのは、やっぱり頂けないかな。

    そういった論理性を踏まえた上で、新しい世界を見せてくれる本が好きです。

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著者プロフィール

1988年9月、『長い家の殺人』でデビュー。

「2017年 『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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