夢幻都市 (講談社文庫 た 56-12)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062638425

作品紹介・あらすじ

北海道に巨大リゾート・ウラルが完成し、そのお披露目に各界の著名人たちが招かれた。贅を尽くした人工都市に違和感をおぼえる若き作家・相馬邦生と娘の葉月。そして「狼」による血の惨劇が始まった。背後から忍びよる魔獣の恐怖!!その陰には人知をこえた意思が働いていた。ホラー・サスペンスの傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 田中さんにしては微妙。親子は可愛かったが、肝心の原因がぽかーんな感じ。

  • 面白かったけど、あれ、どっかで読んだ事のある様なオチ……とか思ってたら「夏の魔術」シリーズと確か同じだった覚えが。
    主人公コンビの「邦生と葉月」も「耕平と来夢」に似てる。やっぱり同じ作者だし、本人も後書きで書いてあったけど、お気に入りのキャラとかって被るものなのかな……

  • 巨大リゾートのお披露目会で、人を襲う魔獣。それに立ち向かう作家親子。オカルトな事件は後の「ドラよけお涼シリーズ」、けなげな闘うお子様は後の「夏の魔術シリーズ」に結実していったのかな?という感じ。

  • 作家と小学生親子がいいコンビ。お父さん大好きーで和む。リゾート地で何故かおっさん達に好かれる作家。有紀子さんが現れるまでの伸彦さんは作家にさりげなく懐きすぎ。まあまあ面白かった。

  • 【104】

  • 北海道に建設されたリゾート・ウラル。パーティーに参加した相馬邦生、葉月親子。ホテル・ウラルで出会った白峰親子。雪の中ホテルを包囲する狼の群れ。ロシア革命で銃殺されたコルチャック将軍の隠した金塊の埋まると言われるウラル・ホテルの敷地の秘密。東堂康行の秘密と甥である東堂伸彦、白峰親子の関係。

     2011年10月29日読了

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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