文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 12118
レビュー : 1521
  • Amazon.co.jp ・本 (630ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062638876

感想・レビュー・書評

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  • 長さになかなか手が出ず、遠距離出張を機に一気に読了。最初はなかなかウンチク系が頭に入らず、時間がかかりましたが、途中から一気に進みました。

  • 雰囲気が薄暗くなかなか珍しい妖怪×ミステリー作品第1作。最初は文章が固くてよみにくいかも。

    個人的に本書にでてくる神社に何回か行っていたので思い出深い

  • 分厚いがすぐに読める。

    心と脳に関する蘊蓄が面白かった。

    いま自分が見ているものが脳によってそう見えるようにされているのかもしれないと思うと、
    世の中の見方が変わってくる。


    シリーズはまだあるので読んでいきたい。

  • もう何度読み返したか分からない。お陰で文庫はボロボロ。
    文庫化され 映画化され 分冊文庫化され
    ここでのレビューもものすごい数になっている

    どこかのインタビュー記事かなにかで著者が
    「デザインとしての漢字」うんぬんという話をしていた
    キリスト教 と書くのと 基督教 と書くのでは
    受ける印象が全く違うと。読んでみてなるほど納得。

    600頁を超える長編で、難読漢字も多いにも関わらず
    するすると読めてしまうのは 一人ひとりのキャラがしっかりしているから。
    本の中から沢山の声がするように感じるのは きっと私だけではないと思う。

    最初はストーリーにひきつけられた
    二度目は描写の巧みさに驚いた
    三度目はレトロな雰囲気を楽しんだ
    四度目は繰り出される薀蓄に瞠目した(やっとかよ…)
    五度目は………


    本棚に沢山本があるなかで、
    時間つぶしに一冊選ぶとしたら 多分この本。
    時間など忘れて読みふけってしまうだろうから。

    あぁ、日本人でよかった。
    この世界観を感じるには文字によらないと無理。

    映画をみてガッカリした方も、ぜひご一読ください。

    このレビューを見て 姑獲鳥の夏を手にされた方に
    薔薇と十字の祝福のあらんことを--------------

  • 冒頭100ページ弱の京極堂の講義を面白く感じないと、それ以降楽しめないと思う。
    その部分を理解したかどうかは別として、妙に納得してしまったので楽しく読めました。

  • 分厚いのにすぐ読めてしまうのが百鬼夜行シリーズ。
    一度脳を疑ってしまうと今見えているもの、自分の記憶、自分自身のことですら曖昧なものになってしまう。京極堂の話は逸れているかのようでその実答えになっているから一言も洩らせないなー油断ならないなー。

  • 初めての京極夏彦。やっと読めた。
    最初の方は、ちょっと読んだら眠くなっての繰り返しでなかなか進まなかったけど、中盤くらいからは一気読み。あー面白かった。

  • 森博嗣が好きなら読めるんじゃないかといつも思っていたけど、似てるって有名だったのですね。
    理系ミステリーと文系論理ミステリーみたいなイメージで勝手に分類しています。
    お二方とも私は好きです。
    思い出すと何度か読みたくなるし、読み始めるとずっと読み続けたくなる、ハマると楽しい世界です。
    箱みたいな文庫ですが、それにビビらず読めるなら一度試してみてほしいです。
    この人の本を読むと文章で漢字を多用したくなります。

  • 京極堂1作目。
    この世には不思議なことなどなにもないのだよ。
    古本屋で神社の神主・陰陽師が憑物を落とし事件を解いていく。
    娘が20ヶ月も身籠ったままで、夫は密室から行方不明となった病院の噂が流れる。

    やっと読むことができた。映画を先に観てしまったので、しばらくあけてから読みたかった作品です。
    タイトルの姑獲鳥についての説明部分が難しいなあと感じていたが、後々重要な部分だったと気づき、アァ確かに、と感じた。
    憑物落としの際、関口くんのことが理解出来ない部分があったが、仕事でも左右の確認などを行うと間違いがないと認識している時は往々にして間違うものだと体験し、感動しました。ちょうど読み終わった時に起きたので印象深い。
    読み終わった感想はとにかく親切であり、読みやすい。だが、次のシリーズからは厚さが目立つので少しずつ読み進めて行こう。

  • すげえ久しぶりに読了。映画も見たはずだが、びっくりするほど内容を覚えておらず、自分の脳みそに失望したとともに感謝する。読み返してみると、じつは小説としての構造自体は非常にシンプルで、事件は一つしか起きていないし、登場人物もさほど多くないので、冒頭に登場人物紹介がなくても特に混乱しない。ページ数が多いのはひとえにウンチクがたくさん出てくるからだが、そのウンチク部分も改めて読み返すと非常に分かりやすく書いてあり、あくまで読者目線になって説明されるのでこの大長編ながら「読みにくい」と感じることはないはずだ。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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