義民が駆ける (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062639316

感想・レビュー・書評

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  • 2018.7.2(月)¥250(-2割引き)+税。
    2018.8.30(木)。

  • いつもの藤沢作品とは違って、百姓全体が主人公。お国訛りがリアリティがあるのと、水野忠邦と周辺、各藩の見えないところでの政治の駆け引きも読みどころ。

  • おもしろかったぁ。

  • 天保時代に庄内藩で藩主・酒井家の長岡藩への国替えに反対して立ち上がった百姓たち。義民として有名な物語とのことで、特に主人公はいないものの、仕掛けた老中・水野忠邦を始め、実に多くの人物が登場し、時代そのものが主人公と言う感じ。それだけに名前を理解するのが大変であるが、時代の雰囲気は良く分かる。それが現代の賄賂政治に繋がる話であることは読み終わって思い当たる。正義がない決定は幕府の命令であっても脆いということが、呆気ない結末を通しても感じました。

  • 地味な題材でも読ませるなぁ。

  • 百姓の強さ

  • 三方国替えという形で突然越後長岡への転封を命じられた庄内藩の藩主・家老・商人・農民が自分の藩・生活を守ろうとする、実際にあった天保義民事件を題材にした小説です。「義民」をタイトルにしていますが、善政をしいているおら達の殿様のために一肌脱ぐ、という単純なストーリーではありません。色々な立場の人間がそれぞれ自分たちの立場・利益を考えて、ある者は自主的にある者は追いつめられて行動していき、それが交錯して大きな流れになっていきます。
    用心棒シリーズが予想と違って江戸の話だったので急遽山形旅行の途中で購入して読みました。庄内のことも書かれていて楽しめました。

  • 山形などを舞台とした作品です。

  • 文献上の事実関係を記しているだけで、登場人物に感情移入できない。

  • 荘内藩酒井家の転封を命じた幕府へ領民(百姓)達の声。天保一揆を、荘内出身の作者が荘内人の気風を込めて描いています。

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著者プロフィール

藤沢 周平(ふじさわ しゅうへい、1927年(昭和2年)12月26日 - 1997年(平成9年)1月26日)
日本の小説家。山形県鶴岡市出身。江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残した。代表作として『暗殺の年輪』『たそがれ清兵衛』『海鳴り』『白き瓶』『蝉しぐれ』など。
1971年「溟い海」で第38回「オール讀物」新人賞、1973年「暗殺の年輪」で第69回直木賞、1986年「白き瓶」で第20回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。ほか、菊池寛賞、朝日賞、東京都文化賞を受賞。紫綬褒章を授与されている。選考委員として、オール讀物新人賞、直木賞、山本周五郎賞にも関わった。
映画化された作品も多数あり、特にヒット作としては「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「蝉しぐれ」「武士の一分」。2010年4月29日、出身地の鶴岡市に「鶴岡市立藤沢周平記念館」が開館した。

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