「ことば」は「こころ」 もっと「日本語」が上手になりたい人へ (講談社ニューハードカバー)
- 講談社 (1997年1月1日発売)
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感想 : 2件
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Amazon.co.jp ・本 (246ページ) / ISBN・EAN: 9784062640466
みんなの感想まとめ
美しい言葉の重要性やその成り立ちについて深く考察されている本書は、単なる知識の提供にとどまらず、日本語を通じて心のあり方を見直す契機を与えてくれます。特に「ことばづかいはこころづかいである」というメッ...
感想・レビュー・書評
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「日本語で人称代名詞が使われないのは、敬語方がよく発達していたこととセットになっているのである。」勉強になりますねぇ~
この本から学ぶべきことは、この「あとがき」の段落に全て含まれている
「美しいことばとは、ただ、形のよいことばというのとは違う。こころを伴っていなければ、いくら飾ってあっても、ことばはすこしも美しくない。どんなりっぱなことばであっても、ひとのこころを傷つけるようでは美しいとは言えない。ことばづかいはこころづかいである。話すことばひとつで、好ましい人にもなれば、いやな感じにもなる。ことばほど大切なたしなみはないといってもよいかもしれない。」
美しいことばを話せるようになるために必要なことは、ことばの成り立ちを学んだり、ルールを学んだりすることではありません。相手を尊敬する気持ち、謙虚になる気持ち、丁寧に接する気持ちなど、むしろ心がまえの方が大切です。つまり技術として身につけるのではなく、人格を磨くということ、ことばを学ぶということは、日本人としての「こころ」を継承するということ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美しい日本語について、音声面や時代の変化、そして文法解説など、幅広くかつわかりやすく解説されている。
単なる知識本ではなく、日本人として日本語を話すという視点から書かれており、自分が普段なにげなく使っている言葉を見直す機会にもなる。
本書のあとがきにあるように、「ことばづかいはこころづかいである」この一文に尽きると思う。いくら敬語を文法的に正しく使えていても、相手に対する敬意がなければそれは”敬語”ではないということだ。
自分の言葉とともに、心もチェックしてみようと思う。
著者プロフィール
外山滋比古の作品
