課長島耕作に学ぶ 好かれる「男」になる80ヵ条 (講談社ニューハードカバー Kハード)

  • 講談社 (1998年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784062640718

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  • 2015.12.1-20
    •周囲を惑わしたり周囲に惑わされるということがない
    •バカになれる。周囲の笑いを屁とも思わないタフな心が必要だし自分の無様を笑える図太さも必要。くだらないプライドを捨てた腹の据わった男でないとできない
    •気分や感情に振り回される男は幼稚の一語に尽きる。思い通りにいかないことがあれば腹を立て他人の成功や手柄を目にすると不機嫌になる。
    •出世するためには、上司にうまく取りいる、仕事の要領、点数稼ぎ、アピールとか考え始めるとおかしくなり、仕事への見方がゆがんでくる。正面から仕事に向き合うのではなくどう動けばポイントを稼げれるか、上司の評価を高め、同僚に差をつける方法ばかり考える
    •度量の小さい男は計算高さを身につける。そしてどんどん成り下がる。
    •人望も厚くて好かれる男は、是は是として認め、非は非として拒むことができる。その場の感情や損得にとらわれないからそれができる。現実のサラリーマン社会を考えた場合、是々非々ができるかどうかというのは人の上に立つ人ほど大事になってくる。私情にかられたり利益や立場にこだわって是々非々のできない上司はたくさんいるが決して部下に慕われる上司ではない。気分や感情に溺れない。状況に振り回されない。カネや力や権威に従わない。そういう男の持つ歯切れの良さが周囲を引き込む。本当に好かれる男とはそういう男。
    •誠実さを持ち続ける。どんな相手にも誠実さを持つ。誠実さは相手を認める気持ちがあって初めて生まれる。相手の仕事や人格を認める気持ちがなければどんなに誠実さを装っても傲慢でしかない。
    •自分のイメージにこだわらない。まずは相手を認める。相手を理解しようと努める
    •付き合う相手を選ぶ男は最低。会う前から最初から取捨選択をして自分にとって何の利益も生まないような相手とは付き合わない。こういう態度は最低。
    •忠誠心とは本来、自発的なものである。部下が仕事を通して上司を見つめ、その人間性に惚れ込んだときに心の中に生まれてくるもの。決して強制するものではない。
    •惚れられる上司が持つ最大の魅力というのは部下がごく自然に忠誠心を育むところにある。あくまで仕事を通してである。それ以外の親しみを振りまくことや退社後の付き合いなど一切関係ない。そういうものに振り回されても本当の忠誠心など育たない。尻尾を振ってエサを求める男に成り下がる。
    •惚れられる上司には厳しさがある。これは大前提である。その上で私情を持ち込まない公正さがある。感情的な好き嫌いではなく部下の能力や個性をまっとうに判断していく。それぞれの持ち味は持ち味として認めながら大きな方向づけは怠らない。これ以外の原則は持ち合わせないのが惚れられる上司だ。だから当然のごとく大らかに振る舞う。最小限の原則でしか拘束しないから部下も顔色を窺ったり萎縮したりはしない。求められているのは仕事に対するひたむきさだけ。
    •人を心底褒めることができるか?惚れられる男は人を褒めるときには何のためらいもなく褒める。いいなと思ったらその気持ちのままに褒めることができる。そのことで自分を卑下したり劣等感を持つ必要はない。
    •切羽詰まっても泰然としていられるか。魅力ある男はピンチのときでも泰然としている。そういう腹の据わりがある。見苦しいまでに取り乱したり逃げ出したり裏切ったりしない。普段と同じように正面からピンチに挑む。ピンチな状況が来たら当然正面から立ち向かう。最善の手を尽くし、それでもダメならしょうがないという覚悟がある。惚れられる男たちが泰然としていられるのは覚悟ができているから。どんなピンチに襲われても逃げ隠れせずに結果を受け止めようという覚悟ができている。
    •仕事の評価に仕事以外のものは持ち込まない
    •仕事の鉄則、厳しさ、ひたむきさ。
    【1番重要】周囲に垣根を作って心が狭くなっていないか。気配や状況に鈍感な男はいたわりの気持ちを持てない。他人の存在、特に自分にとって損にも特にもならない他人の存在など目に入らないのだから当然のことだ。仕事は確かにできるが気配や状況に鈍感な人がいる。職場では脇目を振らさずに職務を遂行すればいいと考える。こういうタイプは、例えば部下に媚びたり上司に取り入ろうとしない。仕事に対しても真剣だ。実力本位の評価に納得する。そういう上司や同僚に囲まれて仕事をしていたなら、3日で窒息してしまう。惚れられる男は敏感に気配を感じ取る。部下や同僚や女子社員や上司の顔からふっと何かを感じ取れる。例えば疲れであったり悩みであったり焦りであったりする。それを感じ取ってどうこうするというのではない。手を差し出すとか原因を探るとか、そんなことではない。大事なことは目の前の人間が今弱っているということを分かること。するといたわりの気持ちが出てくる。あとは状況に応じて行動するだけだ。そっとしておくならそれでいいし、見兼ねたら一肌脱げばいい。少なくとも弱っている人間を更に追い込むことだけはしないで済む。これは1番大事なこと。周囲に垣根を作って自分の目的だけを目指すと他人の気配にはどんどん鈍くなる。気がつきさえしなければ弱っている人間に心を迷わされることがない。ノルマさえ果たしたら職場に用はない。こういう態度は自分自身の心を狭くする。視野を狭くすることで心まで狭くする。自分を取り巻く世界にはもっと細やかな視野を配って欲しい。敏感な男であってほしい。それがやさしさの基本だから。
    •誰かと向き合っているときは、その誰かに神経を集中する。これは礼儀である。
    •目の前の時間を大切にする。その為に未来に心を割かれない。
    •自分を大切にしてくれる人間を嫌う人はいない。あるいは心を開いて接してくれる人間を嫌う人をいない。
    •大物とは?親しみを感じさせる男である。周囲の人間から嫌われたり疎んじられたりする男は決して大物とは呼べない。溢れんばかりの才能や秀でた能力もいいが、それが近寄り難さを生み出すようではしょせんそれだけの男に過ぎない。学生時代で言うなら成績トップの秀才でも周囲に垣根を作るようでは相手にされない。
    •品性の尊さを失わない、品性を貶めない。逆に品性が卑しい人間とは?損得だけで動く、気配に敏感、弱者を平然と踏みにじる、自分を売り込むことに必死、他人の気持ちを汲み取れない。責任転嫁と上司へのへつらいだけに長けている
    •大物を予感させる男とは日頃は目立たないのに、誰もがためらったり臆したりするような場面でさりげなく一歩踏み出せる。逆に誰もが昂ぶりざわめいてる場面で冷静さ、穏やかさを失わないそういう男
    •弱者を追い込まないというのは対人関係の基本ルール
    •大物を感じさせた男、中沢。一匹狼でありながら部下には慕われ、上からも認められ異例の若さで社長に上り詰めた。
    •世の中のルールを尊重する
    •大物の時間はゆっくりと流れる
    •女が分かったと言うな。女を語るやつは鼻につくし、女から嫌われる。逆に女の分からない部分があるからいい。興味を持つと考えるべき
    •どういう男が女に惚れられるのか?
    楽しい男。年齢とは無関係にいつでも心の中に子供のような茶目っ気やストレートな感受性を持っている童心を持つ男。
    •背伸びはするな。等身大の自分で勝負しろ。背伸びしないと付き合えない人とは別れる。背伸びしたところですぐに見抜かれる
    •親しみを感じる為にフッと和ませる「隙」が必要。いろんなところに隙間や綻びがある。それが親しみを生む。隙のない男は愛されない。少しの隙もない男なんて疲れるだけだ。その人の素顔に出会えたと感じた瞬間、心が動かされる。外見のイメージを覆すような意外さに触れた瞬間、親しみを持つ。
    •共通の話題を楽しむことができる。相手の話に耳を傾け、自分もまた相手の話す世界のなかに話題を探していく。そういう柔軟さを持ち合わせない男が女に好かれることはまずない。目の前の相手が話したり夢中になっている世界を一緒に楽しめる柔軟さが非常に大事。偉そうに大きな話を繰り返す男の方がはるかに軽く見られている。むやみに天下国家を論じるより、身近な話題で楽しめる男でありたい。
    ◼️惚れられる男の条件
    1.童心がある
    2.背伸びしない
    3.隙がある
    4.身近な話題を楽しめることができる
    •馴れと親しみを履き違えるな。チャン付けで呼ぶのは絶対NG。どんな店でも常連を気取る男も同じ
    •考えたことはすぐ行動に移せる男でありたい
    【これも超重要】相手に対する不満や苛立ちは全て相手の短所に振り回されることで起こる。自分から振り回されていないか。不満や苛立ちを持ってしまえば短所ばかりが目につく。自分だけが相手の言葉に振り回されている。他の人は全然気になっていない。自分だけが目につく短所が別の人にはそれほど気にならない。どうしたらいいか?さっさと割り切る。種類の違う人間だからしょうがないと思えばいい。世の中にはいろんな価値観やものさしがあって彼と自分ではそれがまったく違うと思えば気にしなくて済む。短所だと思うから気になるのであって種類が違うと思えば気にしなくて済む。
    •断つべき相手は断て。自分の芯まで汚されていくと感じたときにはその相手や状況を断固、断ち切る。それによってキミは孤立するかもしれない。寂しさは生まれるかもしれない。でも自分の生き方の芯を守り通すということはそういうことだ。孤立や寂しさよりも、そのことで生まれる自信のほうがはるかに大きい。大切なものを失わないために。ぶれない自分を維持する為に不要なものは捨てる。
    •他人に対して安直に救いを求めない。そのことを守れるならときには救いを求めることも許されると思っている。ただこそにはほんの少しの甘えもわがままも厚かましさも混じってはいけない。打つべき手はすべて打ち尽くしてそれでもまだ自分が圧倒的に無力であることを認める人間でなければ救いを求めてはいけない。救いを求めるということは、その時点で自分の負けを認めること。
    •好かれる男とは他人に対して誠実であるということ。他人に対して誠実とはその人といるときはその人のことを考えるということだ。その人の話を聞いたりその人に語りかけたりしながらその人と過ごす時間を大切にするということ。だから小さなことまで覚えている。そして誰かに惚れ込むきっかけというのは案外、この「覚えている」ところだったりする
    •約束がプレッシャーになっていないか。約束するということの楽しさや心意気を忘れていないか。恋人に誕生日のプレゼントする約束したときの心意気。何を送ったら1番びっくりして喜ばれるか。どうせならすべての約束をそのように考えられないか。約束を実行する楽しさ、それを守ったときの相手の喜ぶ顔。それが約束というもの。
    •勝っても潔くあれ。勝つことの潔さとは何か。勝ちを一刻も早く忘れること。自分が勝利者であることを忘れる。いつまでも勝ちを引きずらない。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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