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Amazon.co.jp ・本 (316ページ) / ISBN・EAN: 9784062645096
感想・レビュー・書評
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『釣りキチ三平』の矢口高雄の中学時代の実体験を
基にした自伝的作品。
タイトルの蛍雪(けいせつ)とは、
「晋書」車胤伝・孫康伝の故事からとった言葉で、
苦労して勉学に励むことの意。
雪下ろしを「汗と体力を消耗するだけで
何の利益も生み出さない重労働」
と定義していることに笑った。その通り過ぎる。
「背痛みこぎ(せやみこぎ)」は
こちらの地方でも、今でもよく年配者が使う言葉の一つだ。
「与太者(よたもん)」の他には、
「ほいど」や「やっこ」だの、
秋田弁には悪口にたくさんのバリエーションがある。
作中で民主主義の素晴らしさを謳う様子に、
同じ横手市出身の作家・石坂洋次郎の
長編小説『青い山脈』を連想させた。
きっと矢口高雄本人も当時の近代的な考え方に
影響を多大に受けたはず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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