江戸川乱歩賞全集(5)孤独なアスファルト 蟻の木の下で (講談社文庫)

制作 : 日本推理作家協会 
  • 講談社 (1999年3月12日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (724ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645256

江戸川乱歩賞全集(5)孤独なアスファルト 蟻の木の下で (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「蟻の木の下で」がタイを舞台にしているということでタイ旅行に携帯した。タイが舞台といっても戦争中の話である。
    蟻が木の幹に群生していて、弱った動物が来ると襲うというのが題名になっている。そんな恐ろしい木に出会いたくない。

  • 孤独なアスファルト/藤村正太:第9回大賞受賞。1963年。
    地元の刑事が足で解決するミステリー。
    東北から就職のため東京に出てきた少年。言葉なおせず、ズーズー弁なので、あだ名がズーちゃん。本人にはそれが苦痛。もっと稼げるところに行きたい、って、定時制高校通って、コネ見つけ。
    今まで大事にしてやったのに、って上司。
    当時の社会情勢てんこもり。
    二人の男が殺され。上司と日雇い労働者。接点がないし。そもそも関連あるのか?
    上司に、息子の就職先の斡旋を頼んだ男が犯人なのだけれどね。どうしても、辻褄が合わない。
    順番逆にすれば、辻褄合うのよ。先に殺されたのが日雇い労働者(交通事故)。それを見た上司は、自首を勧める。自首ムリーっと、息子の就職先斡旋依頼オヤジが殺し。
    おー、すばらしい 視点を変えただけで辻褄合う。
    まず、直感。そして論理。
    って、新宿以降の中央線て、やっぱり都下だったんだ。って都内な事件だから、武蔵何とかとか南千住とか、昔はこうだったんだ、やっぱりね、とか新鮮。 


    蟻の木の下で/西東登:第10回大賞受賞。1964年。
    戦争時の非道な行い。新興宗教。麻薬密輸と盛りだくさん。そして、タイの蟻の木の話は絶品。肉食蟻かぁ、すごいもんがいるもんだね。
    極悪な淵上は結局殺される。
    で、最後。盛りだくさんはまだまだ続く。傷痍軍人として生きてたんですか?ある意味がっかり。復習連続殺人だったのね。
    って、青酸カリって、そんな簡単に手に入るもの?

  • 江戸川乱歩賞
    (収録作品)「孤独なアスファルト」藤村正太(1963/9回)/「蟻の木の下で」西東登(1964/10回)

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