魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)

著者 : 山田風太郎
  • 講談社 (1999年4月15日発売)
3.89
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  • Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645423

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • せがわさんによるコミカライズ版に触発されて、久々に。
    相変わらずのテンポの良さで、上下巻と一気読み。

    主人公は、柳生十兵衛とその仲間たち。
    敵対するは、とある忍法で転生した、7人の武芸者。

    その名は、、荒木又右衛門、天草四郎、田宮坊太郎、宮本武蔵、
    宝蔵院胤舜、柳生但馬守、柳生如雲斎と、錚々たる名が連なっています。

    彼ら、史実では実現できていない武芸者たちの戦いが、
    山田さん好みの「魔人」との設定をクロスさせて描かれていきます。

    メインで戦うのは十兵衛ですが、真っ向勝負に終始しているわけではなく、
    わずかながらでもの、地の利、人の利、天の利をとって戦っていくのも、また。

    決して完全無欠の主人公として描かれてはおらず、
    物語の設定では、武蔵が最強の剣腕を持っているような感じに。

    対する十兵衛は、武蔵も含めてどのようにして勝利するのか、、
    それだけでも、ページを捲る手が止まりません。。

    初めて読んだのは中学化高校の頃でしたが、理屈抜きで面白い、
    エンターテイメントとはこういうことかとあらためて。

    これが1960年代に書かれたというのが、凄いとも。
    個人的には『甲賀忍法帖』との双璧の忍法帖です。

  • 6年前くらい前に1回と、最近また読んだ。
    深作欣二の方の映画も見た。

    タイトルは初めこれじゃなかったらしいが、こっちにして正解。
    伝奇ものはやっぱり面白いなあ!
    なんで今でも流行んないのかな?
    山風がやり過ぎちゃったのかなあ。

    歴史はさして詳しくないんですが、
    山風のおかげでちょこちょこ知れました。
    まさにエログロナンセンスの極み。
    これだけあっけらかんと女性が道具にされてるのに嫌悪感を感じないのは、
    十兵衛サイドの三女子の愛らしさでしょうね。

    正雪の怪人ぷりが良い。
    魔人が全て大人物なのも良い。
    これはほんとに面白いなあ!

  • 2017年12月10日に紹介されました!

  •  柳生十兵衛が、よみがえった名剣士、田宮坊太郎、宝蔵院胤舜、天草四郎、荒木又右衛門、柳生如雲斎、柳生但馬守、宮本武蔵と闘う幻想的剣豪小説です。とにかく上巻は異常な事態が起こっていく過程、十兵衛が事件にかかわる過程など、異様な迫力に満ちていてとても面白いです。

  • 一刀両断という言葉が似合う作品。一撃で決まるところが好き。

  • さすが山田風太郎というべきエンターテイメント作品。
    有名剣豪たちが色欲と力に染まって歪み、黄泉の世界から復活。
    それに対峙する柳生十兵衛との死闘。
    時代劇版スーパーヒーロー大結集であり、夢の対決を叶えてくれるというツボを心得たストーリー!
    闇堕ち設定はいつの世代でも読者の心をくすぐるという好例かと思います。

  • 下巻に記載

  • 感想は下巻。

  • 高校のときはまった。
    すごい面白い。傑作

  • 再読。言わずと知れた忍法帖、伝奇小説の金字塔。奇抜な着想、妖しくも美しい世界、そのどれもが素晴らしい。
    なによりも魅力的なのは、宮本武蔵、荒木又右衛門、天草四郎……忍法「魔界転生」により死から甦ってきた転生衆。序盤の大半を彼らの転生に費やす構成がサスペンスを盛り上げる。
    戦いの激化を予感させつつ〈下巻〉へ。

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