- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062645607
感想・レビュー・書評
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S&M2作目。
3連続森博嗣。しかも実は先に3作目を読んだあとに2作目入りました。(特に問題なし)
テーマは『裏の裏は表』(やとあたしは思いました。)
全体の6割越えるまであんまり面白く感じなくてなかなか進みませんでした。
以降はサクサクいけましたが。
作中の年号は1995年のようですが、普通にパソコンやネットワーク、メールを使いこなしてるのがアナログ人間な私にはすごいなぁと思いました。
面白かったけど、トリックや犯行の動機が何か物足りないかなぁという印象でした。
が、終わりの落とし方は好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2作目です。
なるべくしてなった密室ではなく偶然出来上がってしまった密室、というのは新しいなと思いました。
ドラマではこれが一話二話に当たっていたので特に印象深かったです。
相変わらず、すごく盛り上がるかというとそういうこともなく、淡々と事件の解決にたどり着くという感じでした。
ミステリーにはあまりない単調なラストです。
盛り上がりもないし、グッと来る部分も個人的にない。
平静としているなという印象です。
これがずっと続くのか……。
正直、天才!すばらしい!理系の〇〇!のように言われているのに全くその部分がわからない自分が凡人というか、平凡すぎるのか、はたまたそんなものだよ、というものなのか謎です。
読み応えや、掴み応えのない展開に今後も飽きずに読み進められるのか。
頑張ってみます。 -
心を遠くに置いて、頭をカラッポにして、
ひたすら頁をめくる。
頭が熱くなるのを感じながら、終盤一気に読み切る。
最高に気持ちがいい。
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森ミスS&Mシリーズ第二作。あまり劇的展開の存在する話とは言えないかもしれない。ただ読んでいるだけだと、密室の状況確認も難しいと思う。推理するなら紙にメモしていった方がいいかも(汗
犯人の動機と犯行の手段には、複雑な思いにかられるものがある。 -
また書きます
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SMシリーズ2作目。喜田さん初登場回。
仮説を立てては崩していく過程は面白い。
ただ、少しこじんまりとした印象。 -
すべFや他のs&mシリーズに比べればパンチは足りない気もするけど、安定したミステリーでした。
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Howdunitは犀川先生の解説で何とか理解できたけど、Whydunitは私には理解できなかった。前作とは違い、登場人物に一般人が多いから余計に。最後の「数学は何の役に立つのか?」の犀川先生の回答がとても好きだった。なるほどな、その通りだなと思う。