冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 7976
レビュー : 751
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645607

感想・レビュー・書評

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  • S&Mシリーズの2作目です。
    前作の『すべてがFになる』が私的にとてもおもしろかったので、この『冷たい密室と博士たち』もおもしろいんだろうなと期待して読み始めました。

    予想通り今回もおもしろかったです!
    すべてがFになるは、結末というか犯人が結構予想できてしまったんですが、今回はなかなか予想できませんでした。
    この人かな?あれやっぱり違うかな?この人も怪しいかな?みたいな感じで読み進めていって、結局真相が明かされるまで大した予想ができませんでした。
    トリックは前作はとにかくすごいって感じだったんですが、今作はなるほどって感じで納得もできました。
    裏の裏は表ですね。
    真相は切ないというか哀しかったです。

    犀川先生があいかわらず素敵でした。
    萌絵もあいかわらずな感じだったし。
    このコンビ好きです。
    あと、最後の一文が私的にすごい好きです。
    早く3作目も読みたいです。

  • 再読。

    喜多先生初登場。「萌絵でーす」も初登場。

    所謂密室のミステリィ小説としては一作目『すべてはFになる』よりもずっと本格派だろう。
    良作である。

  • また書きます

  • S&Mシリーズ2作目。前作同様、理系用語に関しては理解が難しいですが(文系出身なんで)、論理的で格好良い文章には惚れ惚れしてしまいます。
    やはり非常に面白い。
    それにしても、あんなにヒントだらけなのに、自分で犯人にも方法にもたどり着けないのは悔しい。「すべてがFになる」に比べたら、断然分かりやすい方法だったはずなのに。「いやはや」って感じです。

  • 一作目の方がよかったな、という感じ。ただ、人物のキャラクターがより際立ってきた。

  • 「すべてがFになる」に比べ、今回のは一般的なミステリーというかんじ。面白いことには変わりないけど、動機が現実的だったり事件が起きるのもS&Mの身近だったり。

    極地研究室は前に実際見学したことがあるので、少しだけど理解しながら読み進められた。

    犀川先生と萌絵の関係が少しずつ進むみたいでそっちも楽しみ!というかきゅんきゅん。

    他のミステリーと違って物理的な話で推理されていくし、今回のは消去法パズルみたいですごく理屈が通ってるというか。。感情論の喧嘩より理屈で話してる方が納得できるのと似たようなスッキリさがある。それは私が理系だからというのもあるかもしれないけど。
    ただ、蓋を開けてみたら動機がすごく現実的で人によってはもっとドロドロした作品にもなりそうなものだったのでびっくり。

  • このシリーズは、事件の内容もそうだが、犀川と萌絵のこの先の行方にも面白さがあるんだな。

  • SMシリーズ2作目。喜田さん初登場回。
    仮説を立てては崩していく過程は面白い。
    ただ、少しこじんまりとした印象。

  •  ある意味非常にシンプルな密室もの。でも、今まで読んだ中では一番心にすっきりと来る作品だった。おもしろかった。
     特に登場人物たちの生態がおもしろくて、なんとなく「あるある」って思いながら読んだ。そういう気分を、僕はこのシリーズに求めているのかもしれない。
     トリックそのものというよりも、問題が解かれていく過程が、とても気持ちがいい。読み終わるとそれしかないって感じの答えなのに、どうして気がつかなかったんだろうと思う。例によって大筋の結末はわかっているつもりで読んでいたのだが、今回は答えよりも解き方がいいなって思った。それも好みにあった理由だろう。
     探偵役のふたりも、だいたい自分の好きなパターンになってきているような気がする。いい感じである。

  • SMシリーズの第一作目を読んだ後、
    もうやめようかと思った森博嗣。
    でもやめないでよかった!
    こちらの方が断然おもしろいです^^
    理系の言葉を読み飛ばすのが上手くなったのかなぁ
    だんだんと犀川助教授と西野園萌絵に惹かれてる自分もいます(笑)
    うん、シリーズ読んでしまおう♪

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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