冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 7974
レビュー : 751
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645607

感想・レビュー・書評

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  • リンク友のページから刺激を受けて手を出したのに、第一巻​『すべてがFになる』​だけ​読み​、その後の「S&Mシリーズ本」が2冊ほど積読になっていたもの。今頃?と言われそうだが、謎解き本に賞味期限はあるようでないから。
    大げさに言えば、ドイル、クリスティーでもわたしの好きな松本清張にしても古くてもいものはいい。ミステリー小道具の変遷も妙味にになる。
    例えばこの『冷たい密室と博士たち』初版は、1996年だからWindows発売故に爆発的にコンピューターが一般化し始めた時期で、ネットワークへ入り込むのやハッカー存在なども新しかったはず。それを思い出すのも楽しく、それに悪いけど密室の謎も手垢にまみれていが、ストーリー展開が面白いミステリーには賞味の期限はないということ。


  • 心を遠くに置いて、頭をカラッポにして、



    ひたすら頁をめくる。



    頭が熱くなるのを感じながら、終盤一気に読み切る。



    最高に気持ちがいい。

  • 自分で解けてはいないので大きいことは言えないが、壮大なトリックがあるかと思ったら意外と普通なネタでした。
    Fがとんでも過ぎたからギャップが。
    動機も一般的なそれで。
    ちょっと疲れました。

    再読
    前回読んだ時よりも面白く感じたかもしれない。
    ただ、動機部分が弱いかなぁという印象。

  • 森ミスS&Mシリーズ第二作。あまり劇的展開の存在する話とは言えないかもしれない。ただ読んでいるだけだと、密室の状況確認も難しいと思う。推理するなら紙にメモしていった方がいいかも(汗

    犯人の動機と犯行の手段には、複雑な思いにかられるものがある。

  • S&Mシリーズ、2作目。

    前作のちょっと現実離れした雰囲気とは打って変わって、今作はかなり現実的。終盤の犀川助教授の謎解きも筋道立っていて、納得のいくものだった。事件の謎解きとしては、前作よりも今作の方が好みだったかな。
    ただ、主人公の二人のキャラが、うーん、あまり好きになれない。前作の方がまだ好印象だった。犀川が事件の謎解きにあまり積極的でないのは理解できるが、皆が謎解きの披露を待っている時にまで妙に勿体ぶっているところがどうも微妙に思えてならなかった。頭のいい人間が故のおトボケをかましていただけかもしれないけど。そして、萌絵の方だが、お嬢様っぷりを発揮するのは良いけど、捜査報告書の閲覧を叔父に強請ったり、研究室に不法侵入して勝手に危ない目に遭ったり、引いてしまうくらいのあり得ない行動で、一気に苦手なキャラになってしまった。喜多助教授とか、国枝助手とか、脇役の方が好みかもしれない。
    本格モノとしては面白かったが、キャラの造形がいまいち自分に合わないのが残念。次作以降、持ち直す方に向かうことを願いたい。

  • また書きます

  • SMシリーズ2作目。喜田さん初登場回。
    仮説を立てては崩していく過程は面白い。
    ただ、少しこじんまりとした印象。

  • 冷たい密室と博士たち

    190425読了。
    今年36冊目今月15冊目。
    #読了
    #森博嗣
    #冷たい密室と博士たち

    シリーズ2作目。

    実はこれが処女作なのか。
    主人公2人の造形や、思考志向、理系人の生態などは、興味深い。
    「すべてがFになる」のインパクトが大きいが、刊行順を変えてまでそれを世に出した編集者の眼は正しかった。
    表紙は新版もいいけど、これもいいよね。

  • 読み終わったの数日前なのでもう内容の忘却の彼方、という感じですけれども…うーん、まあ、これなら「すべF」のがクオリティが高いように感じられますねぇ…つまりは編集部の意向は正しいと言えましょう!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ちょっと凡庸なミステリというかね…というか、僕はこのトリックがあんまりよく理解できていないのですが…。

    確か、すべF読んだ時にも感じたことですけれども、どうにも登場人物たちがフワフワとしていて、地に足がついていないというか…ファンタジーみたいな感じを受けましたねぇ…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    それとやはりデビュー作だからなのか、あるいは理系の大学教授の人が書いたせいなのか、文章が説明的というか、淡々としていてどうにも物足りなく感じましたねぇ…まあ、こればっかりはしょうがないか…。

    けれどもまあ、つまらないというわけでもなく、このシリーズはまあ、アレですね、雰囲気を楽しむ小説だと認識しましたよ! さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • すべてがFになるよりだいぶん良い、デビュー作付近のエピソードは講談社界隈作家特有の茶番が目につく

著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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