どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

著者 : 東野圭吾
  • 講談社 (1999年5月14日発売)
3.43
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  • レビュー :1366
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645751

作品紹介・あらすじ

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の"現場検証"の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 推理小説って、謎が謎に包まれていても、

    ページを捲るごとに、線と線が繋がってきて、少しずつ
    犯人のシルエットが濃くなってくる…。

    そんなモンだと思っていた。

    そして、最後のページでは読者が推理し、(こいつが犯人!)と、確信を得た人物といよいよ対面!
    そこがクライマックスかと思っていた。

    が。

    まさか、
    まさか、

    最後の犯人を読者の推理に任せたままにするなんて~

    容疑者はふたり。

    どちらが彼女を殺したか?
    (または、彼女が自身で死を選んだか?)

    場面は二転、三転とめまぐるしく変わる。

    賢明な読者なら、きっと確かな推理は出来るだろう。

    しかし、私のようなミステリー初心者では、
    「こちらが絶対犯人であるっ!」と、声を大にしては絶対言えない。

    それだけにちょっともやもや…。

    単行本がどうなっているのかはわからないが、
    私の読んだ文庫本には、立ち読みでは永遠にわからない、仕掛けがしてあった。

    その仕掛けで、ようやく真実にたどり着けはしたが、
    最後まで、犯人の名が記されることはなかった。

    推理小説で大事なのは、
    『飛ばし読み厳禁』という事!!

    何度も(あれ?そんな事言ってたっけ?)
    ページを行きつ戻りつ。でも、夢中で読んだ。すごく面白かった。

    • MOTOさん
      takanatsuさんへ

      コメントありがとうございます。
      私もtakanatsuさんの書評、いつも楽しみにしております♪
      (読みたくなる本が多いので、いつも手帳片手に…♪)

      ミステリーは最近読み始めたばかりなのですが、推理が全く出来なくても(最後には解るよね
      ♪)
      って、なんとその最後が無い!のです。
      でも、いろんなミステリーの形があったほうが面白いな~、そういう点で、私はこの作品、結構気に入っているのですが。^^;
      2012/10/05
    • takanatsuさん
      「(読みたくなる本が多いので、いつも手帳片手に…♪)」
      あわわ…ありがとうございます!
      「いろんなミステリーの形があったほうが面白いな~」
      そうですよね!やっぱり読んでみたくなりました!(←単純)
      ありがとうございます♪
      2012/10/05
    • MOTOさん
      takanatsuさんへ

      takanatsuさんの書評を読んでいると、本への愛情がひしひしっ、と伝わってきます。
      どの子も
      「いい人に読んでもらうんだよ♪」と、背中を押されて巣立たせてる様な…

      (あ、すみません、想像力逞しすぎて。^^;)
      私も「読んでみたいな」と、思って頂けてとても嬉しいです♪
      こちらこそ、ありがとうございました。






      2012/10/06
  • 加賀恭一郎シリーズ3作品目。加賀さん、いい刑事になってきていますね。些細な部分も見逃さず、被害者の兄である康正に見せる優しさにも人間的魅力が増しています。作品は解説付きで趣向を凝らしています。ちなみに私はこれが頼りでした

  • え、どっちが犯人?
    あんなにワクワクして読み進めていて、最後まさか犯人を教えてくれずに終わるとは思ってもみませんでした。佃と佳代子の供述も二転三転するし、途中からもうわけわかんないってなってた私には大ダメージでした。
    袋とじの解説を読んで犯人はおおよそ見当がつきましたが、もう一回第6章は読み直してみようかなと思っています。

  • 2017.10.27読了。
    最後まで読んでも犯人がわからない物語だと娘から聞いて読んでみた。
    登場人物が非常に少なく、テンポ良く進んでいく。
    刑事加賀の出てくるタイミング、情報提供が絶妙。とても良くできた話だと思う。
    結果的に、一度読み切っただけでは残念ながら犯人がわからなかったが、少し読み直したらわかった。とても気持ちが良かった。頭を使い、自分で犯人を見つける。このような小説がもっとあれば面白い。

  • ちゃんと犯人がわかった(最後の袋とじ開けたけど)
    さすが私賢い(・ω・)

  • ラスト理解出来ず、読み直して、納得。
    も少し、ゆっくり読むようにしよう。
    しかし、最後数ページって、ペース上がっちゃうんですよね

  • 2017.02.25 読了
    妹を偽装自殺によって殺された兄の復讐の話。
    最後まで犯人が分からず、推理の手引き(袋とじ解説)を読んでも分からず、結果知恵袋に頼ってようやくスッキリできました笑
    ただ読んでいるだけでは真犯人は分からず、「自分で推理しながら読み進めなくてはならない」という点で本当の推理小説と言えるのではないでしょうか。
    こういうタイプの推理小説は初めてで、うんうん唸りながら考えましたが全く歯が立たず悔しかったので、次の『私が彼を殺した』はがんばって自力で犯人を突き止めたいと思いました!

  • 加賀恭一郎シリーズ。豊橋警察署という文字につられて借りた本。犯人の候補はどちらか2人しかいないのにどちらなのか、ちゃんと推理しないと読み進めるだけでは犯人の回答を教えてくれない!!自分も警官になって謎を読み解くためにもう一度読み直したくて仕方なくなる。

  • 最後まで犯人が分からず。
    薬を破ったのがどちらだったのかが決め手なのは分かりましたが、最終的にネットで答えを得ました。
    心情的な部分だけ考えると殺したのは親友だと思っていたので意外な結末でした。動機が強いのは親友のほうですし、彼氏は被害者の手紙を読んだのに何故殺したのか?という疑問も残ります。
    しかし様々な意味で2人は共犯なのか。略奪愛のうえ最後は被害者を殺してしまった2人が互いに庇いあう姿は不快でした。

  • 【 #どちらかが彼女を殺した 読了】
    正真正銘の『推理小説』!!
    だって、読者には犯人を明かさないまま終わるんですもの!!
    .
    噂には聞いてたので、
    一言一句を噛み締めて消化しながら読みましたが、
    容疑者二人のうち、どちらにも確信を持てませんでした。
    巻末に『推理の手引き』という袋とじの部分があるのですが、
    この本のレビューを読むと、
    「何度か読み返せば、自力でも解ける。」
    ってのがあったので、
    早速、今から読み返したいと思います。
    それで無理なら袋とじを開けるとしましょう。
    (^_^;)。
    .
    本当の意味での『推理小説』は初めてなので、面倒くさいけど楽しい♪
    まぁ、 #東野圭吾 の読み易い文章だから、犯人探しをやる気になれるンでしょうけどね。
    笑。

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