どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 1438
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645751

感想・レビュー・書評

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  • 殺したのは男か女か
    自殺の偽装を施され、妹は殺された。
    警察官である兄が割り出した容疑者は二人。
    犯人は妹の親友か、かつての恋人か。

    最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。

  • 東野圭吾さんがまだ売れてなかった頃の加賀恭一郎シリーズ「どちらかが彼女を殺した」
    連絡がつかない妹を警察官の兄が自宅マンションに訪ねると死亡していた。
    自殺偽造を疑ってい探っていくと、付き合っていた御曹司の彼と、彼女から彼を奪った親友のいずれかの犯行に絞られる。
    なんと犯人あては読者に委ねられますので是非チャレンジしては

  • 初めての加賀京一郎シリーズで、最期の犯人が分からずビックリした。

  • さっさと真実を話さない容疑者にイライラした。アダルトビデオのくだりが突然出てきて驚いた。結局犯人がツクダの方でいいのかわからない。スッキリ犯人を言って欲しかったがタイトルの伏線ぽくてよかった。

  • またも犯人あてクイズ。
    動機が最後までわからず、ヒントが文庫版では一つ消されていたらしい(当たっててよかったw

  • シリーズ第3の事件で東野さんも加賀さんも調子が出てきたか?面白かったです。ただ、袋とじを文庫につけるのは、どうかと思います。あと、利き腕どうのは定番な気もするんですけど。私は右利きですが、色んな所作に左手も普通に使います…

  • 自分にとって、ミステリー小説の中では、初めて最後まで犯人が分からないということで、覚えています。ただし、いろんなヒントを提示していくので、わかるかもしれません。自分なりに犯人を捜させる手法は初めてで、とても面白かったです。文章も読みやすく、何回も読みたくなる作品です。
    登場人物はそんなにいません。事件自体は普通で、大規模になるわけではありませんが、推理小説として、大いに楽しめました。

    昔とは違い、今は何でも検索すれば、ネタバレしているサイトが多数ありますので、もし読んだ後に犯人が分からなかったという方、自分の推理に自信がなかった方は、ぜひ他の方を参考にしてみてください。
    下さい。親切な人が丁寧に教えてくれます。

  • これに限らずだけど阿部寛思い浮かべながら読むことを避けられない。

  • 最後まで犯人を明かさず、読者に謎解きを委ねるタイプの推理小説。
    交通課の警察官である主人公の鋭い観察力や洞察力、着眼点から得られるヒントを元に読者は犯人を導き出すことができます。1997年発刊ですが、時代的違和感は全く感じずに読むことができます。
    本シリーズの探偵役である加賀恭一郎と頭の切れる主人公との掛け合いが純粋にキャラクターの魅力を表しています。探偵役とは異なる立ち位置から事件を把握する読者視点のキーマン(主人公)がいることと、被害者と主人公が兄妹であるという設定が、本作の面白味をぐっと引き立てています。
    タイトルでも明記されている通り容疑者が二人だけであること、当然著者が明確に犯人を定めた上でヒントを散りばめていることから、トリックはシンプルでヒントは比較的分かりやすいものになっています。だからこそ、読者が物語に強く入り込むことが出来ます。
    一方、読者視点を考慮して描かれていることから「容疑者のどちらが行なっていると考えても問題ない部分」というのがある気がします。また、事件とは関係のない細部の人物描写や背景描写で「ん?」と思う部分がいくつかありました。推理小説としては気にしなくていい部分ですが、読み物としては気になりました。
    派手さは少なく、推理小説としては決して王道ではありません。がっつり推理物を読みたいという人には少し物足りないかもしれませんが、推理を楽しみながら読みたいという方には、納得して読んでいただける一冊だと思います。個人的には楽しく一気に読み切った作品でした。

  • 加賀恭一郎の登場場面はほとんどないというのに、いや、だからこそなのか、逆に加賀恭一郎の推理が冴え、存在感があるように感じた。適度な緊張感もあって飽きることなく最後まで読めた。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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