どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 15811
レビュー : 1438
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645751

感想・レビュー・書評

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  • 【 #どちらかが彼女を殺した 読了】
    正真正銘の『推理小説』!!
    だって、読者には犯人を明かさないまま終わるんですもの!!
    .
    噂には聞いてたので、
    一言一句を噛み締めて消化しながら読みましたが、
    容疑者二人のうち、どちらにも確信を持てませんでした。
    巻末に『推理の手引き』という袋とじの部分があるのですが、
    この本のレビューを読むと、
    「何度か読み返せば、自力でも解ける。」
    ってのがあったので、
    早速、今から読み返したいと思います。
    それで無理なら袋とじを開けるとしましょう。
    (^_^;)。
    .
    本当の意味での『推理小説』は初めてなので、面倒くさいけど楽しい♪
    まぁ、 #東野圭吾 の読み易い文章だから、犯人探しをやる気になれるンでしょうけどね。
    笑。

  • 結局殺したのはどっちなのー??と思いたくなる。みんなはどっちだと思うんだろうか。私は佳代子だと思うのだけど…。理由は特にないのだけど(勘…)。

  • 加賀恭一郎シリーズ、以前に「わたしが彼を殺した」を読んだが、そちらと同様、結末まで犯人がわからないという点が共通している。女性が殺されるという事件が起き、そこに至るまでの背景を追っていき、事件でなく、実は違うと思う節があるのではと感じたり、様々な検証から新たな事実が発見されたりと、事件の行方にドキドキであった。そして、女と男の心情から見える少しのきっかけからの狂気、やるせない悲しみも感じる。犯人の名を明かされず、どちらかなと巻末の袋とじで驚きを隠せずにいた。この物語は読者の推理力を試す面白みがあった。

  • 加賀恭一郎シリーズ、“第4の事件”。
    シリーズとしては3番目に発刊されている筈で、後に出された「悪意」が“第3の事件”となっているのは何故?と思いつつ、初出の順に読むことにした。
    裏表紙の紹介文に曰く、『最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?』って、全くこの通り。
    自らの手で片を付けようと警察を欺きつつ真相を追う康正と、自殺を偽装と疑う加賀。2人がそれぞれの立場で“捜査”を行い、時に相手の持つ事実や発せられる言葉をヒントに、補完し合いながら真相に辿り着いて行く。
    管内で連続OL殺人事件がありながら加賀がこちらの事件に首と突っ込めるのかとか、いかな警察官といえども康正が仕事の合間に頻繁に上京出来るのかとか、細かいところは気になるけど、積み上げられた謎解きの流れは一気呵成でなかなか読ませる。
    結末、、、嫁さんも後から読むので袋綴じの解説を今開ける訳にもいかず、私は何が何やら分からずに、ネットで調べて、ようやく、それでも「むむむ…」という感じ。

  • 加賀恭一郎シリーズ第3作!
    愛知県警豊橋署に勤務する和泉康正は、いつもと違う様子の妹から電話がかかり、その後連絡がつかず、不審に思った康正は、妹が上京している東京のマンションへと向かう。
    そこで、妹の園子は亡くなっていた…
    康正は、自分で警察が来る前に現場検証を行い、これは自殺ではなく、他殺だと確信する。
    それから、容疑者を2人に絞り込み、1人は妹の親友、1人は前の恋人。
    妹の復讐をするため真実を警察に話さない康正、そして康正の企みに気づく練馬署の加賀刑事。
    妹を殺したのは、どちらなのか…。

    これこそ、本格的な推理小説でした。
    最初袋とじの解説を見て、不思議だったけど、読み終わってなるほどなぁと思いました…。
    悔しいけれど、解説を読んでもしばらくわからず、やっと最後にわかりました。
    何気なく読み進めていた所にも、所々重要なキーワードが散りばめられていて、自分で気づけなくて、悔しい‼︎
    また、時間が経ってから、じっくり読み直して、次こそ自分で解き明かしたいです。
    今までの加賀恭一郎シリーズと異なる感じで、楽しめました。

  • 最後まで犯人の名を明かさず、えっ…という感じで終わった。
    解説を読んで納得したけど、ちょっと注意深く読み進めていたとしても絶対わからないだろうな…。

  • いま読み終えた。終わりまで読んでスッキリする予定だったのに…。その甘い考えは見事に打ち砕かれた!「え?結局犯人どっち??」ネットで検索すれば答えは手に入るんだろうけど…それもなー。しばらく時間を置いてから、もう一周推理してみよう。今度は「答え」にたどり着けるかなぁ…。

  • 登場人物が少なくシンプルな事件だけに
    細かな描写が鍵となる。完全にマニア向けだなぁ。
    文庫版では決定的な言葉が削られているとかで難易度もかなりアップ。
    袋綴じみてようやくつかめてくるほど。

    こういった読み込み方もとっても新鮮だった。

  • 加賀恭一郎シリーズの3作目。今回の見どころは、現役の警察官である兄が妹の死の第一発見者になってしまい、さらにはその死が自殺ではなく他殺であると確信し、自ら犯人を探し復讐しようとする物語だということだ。そしてそこに立ちはだかるのが練馬署の巡査部長である加賀恭一郎である。

    兄は妹の死を自殺に見せかけ犯人探しをする。そこに浮上する容疑者は妹が交際していたらしい男性と妹の高校時代からの親友の女性のふたり。このふたりのどちらかが妹を殺したと考える兄は単独行動で捜査していく。

    しかし、加賀も加賀で独自の推理で捜査を継続させていく。そしてその推理が交錯したときに真実は果たして明きらかになるのか・・・。

    ドラマで言えばスピンオフ的な位置づけになりそうなこの作品は、だから加賀恭一郎の物語としてはちょっと物足りないかもしれない。基本的な推理は兄によって行われ加賀恭一郎がそれを補足するような感じだ。ラストの謎解きは手を汗握る感じがもう少しあったらドキドキしたのだがこちらも物足りなかった。兄と加賀のバトルみたいなものがもっと見たかったかもしれない。

  • 結局最後までちゃんと犯人を言わない・・というラスト
    何となくこっちが犯人か?!と想像するけど
    答え合わせしたくてネットで調べるって言う・・・笑
    私は最後犯人はしっかり分からせて終わるラストが好きだ
    でもやっぱり加賀シリーズ面白い!!

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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