さようなら、婚約者 (講談社文庫)

著者 : 藤堂志津子
  • 講談社 (1999年4月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645881

さようなら、婚約者 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ゲイの広樹と婚約解消して、そこからの話。

    婚約解消の理由はすべて隠し、美樹はすべてを自分の責任して、親から責められ、卓兄さんのところで暮らすことになるのだけど。

    美樹の広樹を守りたいという強い気持ちがどこからきているのか謎。広樹が悲劇のヒロイン(ヒーロー)になるのを客観視できるのに、自分のことはわかっていないのかな。

    しかも、結果的に親友と広樹が結婚して東京に行くことになり、美樹はきっと卓兄さんと結ばれることが示唆される内容で終了。

    ストーリーの流れは決して嫌いではないのだけど、美樹の気持ちもわからないこともないのだけど、なかなか感情移入はしにくかったかな。

    さらーっと読む分にはいいです。

    人間の心模様って不思議なのかもね。
    自分が守りたいと、お互いがお互いに気を使って思いあって。でもその根底にあるのはなんだろうね。
    愛情ではなくて、めぐりめぐって、自己愛に感じる。

    その意味で、親友と広樹が結ばれたのは、自己愛からの脱却があったからかもね。
    美樹と卓兄さんは、まだ取り残されている気がする。

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