蜃気楼 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 180
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062646116

作品紹介・あらすじ

現役最長老「越中富山の売薬さん」を訪ねる途中、魚津埋没林博物館で幸運にも蜃気楼に出会った浅見光彦。そこへ案内してくれた館員梶川優子の祖父急死の報が入ったが、その尋助こそ助材すべき人物であった。尋助の足取りを追う浅見の前に虚飾に満ちた世界が露わにされてゆく。話題の文芸ミステリー第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • これ、読んだことあったはず。
    と思いつつ、読みきりました。
    毎回浅見さんのラブロマンスがあるんですが、今回は2人のマドンナが出てきて、いったいどっち?!という感じでした。
    それが、全体を象徴しているというか、なんだかどっちつかずのような感じです。
    タイトルどおり「蜃気楼」のようなはかなさがあるといえばいいのでしょうか・・・。

    旅情系のストーリーのため、説明が多いのもしんどい理由かも。
    昔は好きだったんだけどね。
    最近は、すっきりすっぱり新本格にはまっているから、たぶん目につくだけでしょう。
    悪くはないですが、もひとつでした

  • テレビでお馴染み、警視総監の兄をもつフリールポライターの浅見光彦のシリーズです。富山の置き薬を商っている薬屋が舞鶴で殺された事件が発端、その後ファッションデザイナーやその関係者が殺された事件を浅見光彦が解決していくという内容だ。

  • 1月-9。3.5点。

  • 有名な内田康夫の浅見光彦シリーズを1冊ぐらいは読んでおくべきかと思って読んでみた。ドラマを見たことがあったから (「蜃気楼」ではなかったけど)浅見光彦のイメージが私の中で最初から出来上がっちゃってたのが残念だったけど、彼はとても魅力的。
    ベタな推理小説だとは思いますが、読んで損はない1冊☆

  • 蜃気楼にも似た人間の業に浅見光彦は!?
    現役最長老「越中富山の売薬さん」を訪ねる途中、魚津埋没林博物館で幸運にも蜃気楼に出会った浅見光彦。そこへ案内してくれた館員梶川優子の祖父急死の報が入ったが、その尋助こそ取材すべき人物であった。尋助の足取りを追う浅見の前に虚飾に満ちた世界が露わにされてゆく。話題の文芸ミステリー第4弾!!

  • 中盤あたりがぐいぐい引き込まれた!
    越中富山の薬売り、この本で色々知った。

  • あ、浅見シリーズ。あの事件のときの刑事さんとか、。シリーズの楽しみがあるな。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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