- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062646499
作品紹介・あらすじ
「1年に1200人を密室で殺す」警察に送られた前代未聞の犯罪予告が現実に。1人目の被害者は首を切断され、背中には本人の血で「密室壱」と記されていた。同様の殺人を繰り返す犯人「密室卿」の正体とは?推理界で大論争を巻き起こした超問題作。第2回メフィスト賞受賞。
感想・レビュー・書評
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流水デビュー作、稚拙、古くさい、登場人物の優秀さを表現するのに全て若年・容姿端麗でレベル低い、下手すぎて無駄に長い、超展開、褒める人の意見を全部踏まえて理解した上で決定的につまらない、端から見てるとまさに宗教
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うん。
どういう評価をしていいのかわからないw
犯罪予告を遂行するように
次々に起こる殺人。
密室?殺人のショートストーリーが次から次へと。。。
少しずつ明らかになっていく全貌。
この段階ではまだまだ不明なことばかりで…
続編に期待 -
いまいち
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全く面白くない。本のつくりの試みだけに星一つ。
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密室1から密室19までが並ぶ目次に当惑。「1年に1200人を密室で殺す」と犯罪予告する密室卿。そのとおり、うん、多少の外側の描写はありますがひたすら並ぶ密室殺人事件。え、私は何を読まされているんだろう、とうっかり思ってしまいましたがそのまま上巻である「流」は終わり。謎解きがあるかもしれない(笑)下巻にあたる「水」を読む前に、ジョーカーを読むのがどうやら作者のおすすめのようなので、後半が気になりつつも次は「ジョーカー清」に進んでみます。
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【168】
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―1200個の密室で1200人を殺すという殺人予告。
この時点ですでに奇想天外すぎて、何が何やらわからないのに、そこからはひたすら20件近い殺人ショートショート。タネが想像できないような死にっぷりオンパレード。各章、読み始める段階で、「今回は誰が死ぬん?」以外のことに頭がいかない。誰であろうと(ヒントはない)、何処であろうと(不可能に近い状況で)、頭部を切断され(凶器も残さず)、目撃情報は全くない、という殺人事件の繰り返し。
本当に解決するのかと心配になるだけの読了。
次は「清」かな。 -
”コズミック”(流)(水) 清涼院流水著 講談社文庫(2000/04・2000/05発売)
(1996/02発売 講談社ノベルスの再構成文庫版。(間に”ジョーカー”(清)(涼)を読むとある仕掛けが浮かびます。)
表紙:藤原ヨウコウ、解説:大森望)
・・・”一年に1200人を密室で殺す”警察に送られた密室卿からの犯罪予告が現実に!
次々と発生する事件に対するはJDC(日本探偵倶楽部)の探偵たち!
・・・ミステリ、というよりはエンターテイメント作。
と、考えて読まないと、読後に大暴れすることになります。
(発刊時にも話題になっていました。)
このトリックで怒るか怒らないかで大らかな人かどうか判別できるかも?(笑)
今回、トリックがわかった上で再読。
個々の事件について、実現可能がどうか考えて読みましたが、
案外、実現可能なのがびっくりでした。
(後に警察の捜査で判明するとも思いますが)