昨日スケッチ (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 24
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062646840

感想・レビュー・書評

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  • 男と女の哀しい世界を描いた短編集。「私たちは狭く浅い自分の尺度でものごとの判断をする」(P20)、「運動神経なんか生半可にあるより、ああやって団体スポーツの中で体得する厄介ごとの方が役に立つんだよ」(P111)、「俺やおまえが自分のことを普通と思ってる方がおかしいんだよ。何が起きても不思議じゃないのが人間なんだから・・・」(P114)が印象に残りました。

  • 様々な男女の33のお話。
    伊集院さんはとってもオトナのお話を書かれる方。
    俗物的……というとなんだか印象が悪いけれど、
    私の知らない世界を垣間見せてくれる。
    キレイゴトじゃない男女の世界。
    短編集で、すごく読みやすかった☆
     
    (2007.05メモ→2010.04ブクログ)

  • “「どうして人間ってのは夢を見るんだろうか」
    六本木のバーのカウンターで西尾仁がぽつりと言った。
    「人は夢見るから、明日に希望を持てるんだよ」
    私が言うと、
    「その夢とは違うんだ。寝ていて見る夢の方だよ。それが厄介なんだ」
    と西尾は顔をしかめた。”

    なんとなくで読んだ。
    5ページ程度の短編がいくつも。

  • 短編小説ですがエッセイのようで、そのつもりで読んだ。そのほうが自然だと感じたから。

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著者プロフィール

伊集院静(いじゅういん しずか)
1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』『春の旅人』などを手がけている。エッセイも多く、『大人の流儀』シリーズはベストセラーとなっている。
2017年日本経済新聞の連載『琥珀の夢』が刊行され、2018年10月5日、ドラマ化。

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