バラ迷宮 (講談社文庫)

著者 : 二階堂黎人
  • 講談社 (2000年1月発売)
3.09
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  • 27レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647175

バラ迷宮 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「蘭子」シリーズの短編集です。
    サーカスが舞台の事件と、飲み物とストローの毒殺事件があったことはボンヤリと覚えています。

  • 再読。蘭子シリーズ7作目。
    短編集。

    4部作を読み終えた後なので、短編集は軽く読めて良い。
    このシリーズの短編集は『ユリ迷宮』に続いて2作目ですが、このシリーズは長編の方が個人的には好きですね。
    今回の短編集の中では「薔薇の家の殺人」が好みです。

  • 二階堂蘭子シリーズ短編集。

    好きですが、この作者の言い回しはたまに疲れます。
    本格派を好きな方にお勧めです♪

  • 二階堂蘭子が主人公の短編集。六作品収録されています。

    どの作品も独特な不気味さを持っている。これは、読んだほとんどの方が思われる事かと思いますが、江戸川乱歩や横溝正史の描く不気味さに近いかと。

    著者はカーのファンとして有名らしいので、その辺の影響もあるのかな?(未熟ながらカー作品は未読です)

    事件のトリックはわりと簡単ですが、個人的にトリック自体はさほど重要視していません。

    もちろんトリックはどれも趣向を凝らしています。『喰顔鬼』などは、そのトリックに驚かれる方も多いのでは?

    しかし、僕が惹かれたのはトリックよりも、その独特な世界観です。昭和40年代を主な舞台としているので(事件はそこから更に数十年前のものだったりもする)、現在とのギャップに多少違和感を感じてしまいますが、それがむしろ新鮮とすら思えます。

    『サーカスの怪人』というタイトルだけでワクワクしちゃいませんか?僕はワクワクしちゃいました(笑)

    どの話もとても面白いのですが、全体的に何となく雑な印象。頭が追いつかないくらいとんとん拍子に事件が解決される事もしばしばあるので、もう少しどうにかならなかったかな?と。

    ただ、それゆえに長編への期待値が自ずと高まりました。機会があれば長編も読みたいです♪

    評価は長編への期待を込めつつ、ちょっと辛口の3.5つ星です☆

  • 何とな~くトリックに見当がつく、っていうのが今作品の特徴ですね。それが嬉しくもあり、残念でもあるという二律背反\(^o^)/

    「現実離れしすぎ!」というツッコミより「最早ファンタジーじゃん…」という感動に近いものを感じました。ここまでトリックが突飛だと、逆に正攻法なミステリのように思える不思議。

    四半世紀前の事件の詳細を、そんな詳らかに覚えてるか普通~?と突っ込むのも、また楽し(笑)。
    証言だけを手がかりに推理を進める蘭子、数分前に目の前で発生した事件を解決する蘭子、鮮やかな彼女の手腕が光ります。

    ホラーテイストな「喰顔鬼」から超王道ミステリーな「ある収集家の死」まで、色々な味が楽しめる読み応えのある作品が揃っています(*^o^*)



    ◎サーカスの怪人…人気サーカス団を公演の最中に襲った前代未聞のバラバラ死体出現事件。かつて素行の悪さでサーカス団をクビになった男の復讐か?迷宮入りした怪事件を、四半世紀の時を経て二階堂蘭子が解き明かす!

    ◎変装の家・・・盲目の資産家夫人の姪が「雪の密室」の中で殺害された。今際の際に姪が老婦人にかけた一本の電話が、関係者全員のアリバイを成立させたが、それらを覆す驚天動地の真相を蘭子が指摘する!

    ◎喰顔鬼…かつて天才とうたわれた画家と年の差30歳離れた妻のいる別荘。その周辺一帯は「喰顔鬼」と呼ばれる殺人鬼が暗躍していた。

    ◎ある収集家の死…被害者が残したダイイングメッセージは、ある人物をずばり名指しするものだった。ところが彼には完璧なアリバイが成立し、残りの容疑者に捜査の目は向けられる!ダイイングメッセージが示す思わぬ真相とは?

    ◎火炎の魔…呪われた家で代々起きる人体発火事件。今回は密閉された病室で、複数の目撃者がいる扉の中で女性が焼死する。現場に居合わせた蘭子のスピード解決なるか?!

    ◎薔薇の家の殺人…自分の父親が殺人者ではないかと疑う女性は、殺人者の血統を残すことを恐れて身ごもった子供を生むことを躊躇していた。彼女の杞憂を取り除く為に、二十年前、薔薇の家のリビングで起きた毒殺事件の解明に乗り出した蘭子。彼女が暴いた衝撃の真相とは。

  • きれいなバラにはとげがある。蘭子さーん、キレイですよー。

  • 図書館から借りました

     推理小説。
     短編集。

     ユリ迷宮が1で、これが2。
     毒入り飲み物ネタ、好きなのですねー、この方は。
     そして間違い殺人。身も蓋もない。

     そして名探偵蘭子。
     彼女はもしかして、付き合う恋人(まだそこまでゆかぬのか。ボーイフレンド、彼とか書いてあるが)、推理の役に立つから付き合ってないか?
     それにしても、10年も前の事件をよくみんな正確に、微に入り細にいりおぼえているもの。サーカスネタなんて、10年どころではないだろう。
     今回のはネタが割れなくて、なかなか良い推理でした。
     おもしろかった。
     全般的に読みやすい話です。 

  • 二階堂蘭子シリーズの短編集の2冊目です。
    本書では猟奇性溢れる「サーカスの怪人」や「喰顔鬼」という話から、ダイイングメッセージを扱ったパズル色の濃い「ある収集家の死」や毒殺事件が起こる本格的な「薔薇の家の殺人」といった複雑怪奇な6つの話が楽しめます。

  • 最初で最後の二階堂作品。僕には向いていなかったようです。

  • 短編集。「薔薇の家の殺人」が一番よかった。短くても二階堂節。謎解きなど書き込んである。比較的短時間で読めました。

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