封印再度 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 543
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647991

感想・レビュー・書評

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  • S&Mシリーズ⑤

    4~5年振りの再読。

    ・『再度封印』ではなく『封印再度』というタイトルに秀逸さを感じる。
    ・人間が死ぬ事と、ロボットが動かない事は絶対的に、ニュアンスは違う。
    ・やはり、少年の証言には根本的に無理があり、腑に落ちない。
    ・旧家に伝わる壺の謎や、化学的なトリックを警察には教えない所が何とも…。
    ・エイプリルフールに絡めた、犀川助教授の内情や恋愛描写も興味深い。

  • ・ちょっと時間かかったなー。エンジンがかかってくるまでが長かったかな
    ・事件発生から最後までも長かったんやな
    ・香山マリモと萌絵との知り合い方とか、萌絵が香山家に度々訪ねていくとことか、何とも言い難い違和感みたいのを感じなくもなかった
    ・エイプリルフールの嘘に関しては、2人の関係の進展の他に、基本的に事件に興味無しの犀川先生をどうやって引きずり込むかっていうところの一つの手段(というかパターン)やったようにも思われた

  • 今度は岐阜。
    旧家に伝わる壺と匣。開けられない匣に壺の中に入っていて取り出せない鍵。そしてそれにまつわる先代の自殺。
    萌絵が関わったからには出る死人は、いつ殺されたのか、どうやって殺されたのか、他殺か自殺か。
    そんな謎ばかりぶち当たるのは確かにご都合主義ですが、それがこういう物語の醍醐味であるとすれば、犀川先生の推理もお決まりの解決具合。
    でも今回の壺と匣の仕掛けは面白かったです。
    そして、犀川先生、それでいいの?と思ったら、そういうわけでしたか…。萌絵ちゃん、やりすぎ。

  • S&Mシリーズの5作目。

    【あらすじ】
     岐阜の旧家に伝わる「天地の瓢」と「無我の匣」。瓢の中に匣を開ける鍵が入っているが、首が細く取り出せない。さらにこの工芸品は、先代の当主が密室の蔵で刺殺された時に傍らにあったという。
     取り出せない鍵と密室の謎に興味を持った萌絵は、現地で情報を集め、それを基に犀川とトリック談議に花を咲かせる。そんなある冬の夜、旧家で刺殺事件が発生する。

    【感想】
     3,4作目と比べて格段に面白かった。子供を使った点と、当主が蔵の外に出た理由については少々違和感を感じるが、瓢と匣の存在がミステリーに厚みが出て良かった。

  • まさか自殺とは。難しい。犀川先生の萌絵への気持ちが明らかになった回。

  • ダブルミーニングのタイトル。

    前にXシリーズのレビューにも書いたけど、私は森博嗣のタイトルのセンスがすごい好き!

    S&Mシリーズ、折り返しを目の前にして、大胆に二人の関係が進んで嬉しい!

    今まで以上に犀川先生の内面描写があって、これまた読んでいて嬉しかった。
    描写があったこと自体も、その内容も。

  • 子供の証言のくだりは腑に落ちない

  • 3.5
    家宝である天地のこひょうと無我の匣をめぐる日本画家に関わる殺人事件の話。推理小説的には、動機とかも含めて変わってる人な感じでイマイチ。萌絵のエイプリルフールの話は面白く、犀川の新たな一面が出てきて面白い。金田一やコナン的な楽しみ方になりつつあるが、時間が流れているところは続きが読みたくなる。

  • 密室のミステリーより、萌絵の事の方が気になる人が多いのでは?
    マジックは分かりやすいような、分かりにくいような。
    ドラマでもあった話だからドラマを見ていたらイメージがわきやすいかな

  • これまで読んできたS&Mシリーズ中、一番トキメキ度が高かったです、というかそれを通り越してハラハラして、犀川先生と一緒に脱力したのでした。萌絵はアンドロメダまで原付で滝を見に行った方がいいね……人騒がせなお嬢様です。犀川先生の人間らしい感情が垣間見れたのは良かったけど。2人のことで驚きすぎて、殺人事件の方が印象が薄くなってしまいました。壺に入った取り出せない鍵と、その鍵を使って開ける箱の謎は面白かった。トリックに関しては、理論上可能かも知れないけど、ガリレオシリーズの『聖女の救済』のトリック並みに「無理だろ、それ」感が私の中で漂いました。英語のタイトル「WHO INSIDE」が秀逸。

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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