リンボウ先生の書物探偵帖 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2000年3月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784062648158

みんなの感想まとめ

書誌学の奥深さや魅力が存分に伝わる一冊で、特に日本古典に焦点を当てた内容が新たな視点を提供します。著者は、専門的な知識を持ちながらも、読者に対して親しみやすい講義風の文体で語りかけ、学問の楽しさを引き...

感想・レビュー・書評

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  • 「書誌学」とは不思議な世界。
    ただ、やや難解。

  • 門外漢にとっては目ウロコ。書誌学がこんなに奥深く、興味深いものだとは思ってもみなかった。読んでゆくうちに、新たな世界が開けてくる。
    日本古典の書誌学についての14講。リンボウ先生の専門だけに熱も入り、いつものエッセイとは違って、読者に話しかけるような講義風の文体。もとの単行本は『書誌学の回廊』というタイトルだった。内容的にはそちらのほうが的確かもしれない。
    大学院生の時に斯道文庫の阿部隆一先生に私淑。書誌学の道にのめり込んでゆく。その時のエピソードも紹介されている。それがとてもいい。若々しくて、がむしゃらで、勢いがあって。本書はその阿部先生に捧げられている。
    (迂闊にも、リンボウ先生の本を何冊か読んでいながら、お父上が林雄二郎、伯父上が林健太郎であることに気づかずにいた。リンボウという呼称が定着し、名字がハヤシだというのが頭になかったのかも。)

  • 「あるものを認識するためには、そのものだけを見ていてもだめ」「ゼロ情報」「直観という名の論理」…決して書誌学という特殊な学問だけの話ではなく、どんな仕事にも、人間関係にも、当てはまりそう。途中ちょっと専門的な説明を我慢すれば、後半は一章ごとにドラマがある、ワクワクする世界です。

  • 『書誌学の回廊』を改題。書誌学とは、言ってみれば本の考古学。標本とくらべて時代や筆者を推理分析する。

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著者プロフィール

1949年東京生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部卒業・同大学院博士課程満期退学(国文学)。東横学園女子短期大学助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社/文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(P・コーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞受賞。『謹訳源氏物語』(全十巻、祥伝社)で毎日出版文化賞特別賞受賞、後に『(改訂新修)謹訳源氏物語』(全十巻、祥伝社文庫)。『恋の歌、恋の物語』(岩波ジュニア新書)、『往生の物語』(集英社新書)、『枕草子の楽しみかた』(祥伝社新書)等、古典評解書を多く執筆。学術論文、エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能評論等も多数手がける。近著に『結局、人生最後に残る趣味は何か』『和歌でたどる女たちの恋心』(いずれも草思社)、『節約を楽しむ』(朝日新書)がある。

「2025年 『古往今来 忘れられた名著を味わう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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