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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784062648158
みんなの感想まとめ
書誌学の奥深さや魅力が存分に伝わる一冊で、特に日本古典に焦点を当てた内容が新たな視点を提供します。著者は、専門的な知識を持ちながらも、読者に対して親しみやすい講義風の文体で語りかけ、学問の楽しさを引き...
感想・レビュー・書評
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「書誌学」とは不思議な世界。
ただ、やや難解。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
門外漢にとっては目ウロコ。書誌学がこんなに奥深く、興味深いものだとは思ってもみなかった。読んでゆくうちに、新たな世界が開けてくる。
日本古典の書誌学についての14講。リンボウ先生の専門だけに熱も入り、いつものエッセイとは違って、読者に話しかけるような講義風の文体。もとの単行本は『書誌学の回廊』というタイトルだった。内容的にはそちらのほうが的確かもしれない。
大学院生の時に斯道文庫の阿部隆一先生に私淑。書誌学の道にのめり込んでゆく。その時のエピソードも紹介されている。それがとてもいい。若々しくて、がむしゃらで、勢いがあって。本書はその阿部先生に捧げられている。
(迂闊にも、リンボウ先生の本を何冊か読んでいながら、お父上が林雄二郎、伯父上が林健太郎であることに気づかずにいた。リンボウという呼称が定着し、名字がハヤシだというのが頭になかったのかも。) -
「あるものを認識するためには、そのものだけを見ていてもだめ」「ゼロ情報」「直観という名の論理」…決して書誌学という特殊な学問だけの話ではなく、どんな仕事にも、人間関係にも、当てはまりそう。途中ちょっと専門的な説明を我慢すれば、後半は一章ごとにドラマがある、ワクワクする世界です。
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『書誌学の回廊』を改題。書誌学とは、言ってみれば本の考古学。標本とくらべて時代や筆者を推理分析する。
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