体にいい寄生虫―ダイエットから花粉症まで (講談社文庫)

著者 : 藤田紘一郎
  • 講談社 (2000年12月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062648554

体にいい寄生虫―ダイエットから花粉症まで (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「体にいい寄生虫」3

    著者 藤田紘一郎
    出版 講談社

    p69より引用
    “しかし、脂肪は敬遠したが、結果的に食べ過ぎが起こった。低
    カロリーのものなら安心という錯覚も、肥満増加の一因だという。


     寄生虫博士である著者による、人間と寄生虫の関係について書
    かれた一冊。
     生しらすを食べた話から寄生虫の有効性についてまで、楽しい
    文章が写真とともに記されています。

     上記の引用は、アメリカでの肥満について書かれた項での一文。
    食べるにしても食べないにしても、何事も程々というのがいいよ
    うに思います。
     白黒ではありますが、寄生虫やそれに感染された患者さんの患
    部の写真が多数ありますので、読む人を選ぶかもしれません。

    ーーーーー

  • 面白い!内容が内容なだけに記憶に残ります^^;

    寄生虫を食べ返す作者は面白そうな人に違いありません!

  • 昔は日本でも赤痢とかペストとかあったのだ。
    日本には現在、そういう感染症に対応できる医師がいないことが問題。

  •  お尻から出てきた寄生虫をひと目見ようと悪戦苦闘、結局ぎっくり腰になるくだりで爆笑。筆者は、生のシラス(ほんとはシラウオ)を食べ、お腹に寄生虫がわくと、ヒロミちゃんと名づけ、「お腹を冷やさないようにと、腹巻をしたり、暴飲、暴食をしないようにと、急に胎児を育む母親のような気持ちになってそわそわしはじめたのだ」。この愛情。
     他にも、寄生虫や結核の感染と花粉症との関係、アリの脳を狂わせ、自ら羊に食べられるよう仕向ける槍形吸虫や雌雄問わずカニを去勢するフクロムシなど興味深い話がてんこ盛り。

  • 寄生虫の研究で有名な藤田紘一郎先生の本である。
    「サナダ虫」と聞くと大多数の人は嫌な顔をするのではないか?
    しかし本書で紹介されている『新選病草子』では胃痛に悩んでいる男が魚の「マス」を生で食べるとサナダ虫に感染し、体から排出されることで治った など我々は思っている以上に古くから寄生虫との関係が深かったと考えさせられる。
    歌手マリア・カラスはサナダ虫を飲んで2か月で50kgダイエットに成功した(薬はスミソニアン博物館に所蔵)という。

    結核などの細菌感染を防いだり、新しい抗生物質としての可能性などにも言及されており、姿形はともかく将来の医療に貢献しうる存在かもしれない。

    もちろんすべての寄生虫が人間に良いわけではない。豚肉の生食で感染したり、キタキツネの小腸から人間に感染し、人間の体が虫で侵されるという恐ろしいものもある。
    筆者自身も何が何でも「寄生虫を治療に使うようにせよ」と言ってるわけではない。

    しかし、巷では「ウイルスを除去」等を謳う家電製品、除菌・殺菌のハンドソープが出ている。不潔を礼賛しないが「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」であり、むしろ花粉症やアレルギーに対する抵抗を弱めてしまったのではないか・・・寄生虫を取り込めとは言わないが我々が一度立ち止まって考えなおさなければならない課題である。

    本書はまるでマンガを読むような感覚でスラスラ読める。
    女性は言うに及ばず、男性も「下品な!」と怒りそうな言葉があるが、そこは医学の先生ということで割り引いて読んでほしい一冊である

  • 清潔必ずしも健康ならず、という事なんだな。勉強になりました。

  • 寄生虫はアレルギーの抑止、ダイエットに有効か?<br>だれもが気になるテーマだと思う。この自称について、藤田先生自ら、また実際に他にも寄生虫を取り込んでみた人たちの話があり、とても興味深い1冊。<br>私も本当に有効なものなら寄生虫を飼いたい!!<br>でも、この本を読んだ限りではまだまだ。。。アレルギー、ダイエットに有効でヒトの体に負担を与えないような寄生虫っていないのかな??

  • 2005/06/18

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